リスクをとらないヒトが利益を得られるわけがないのだ
こんばんは。
胃痛に悩まされています。
今日はリスクと利益の話です。我が学科はグローバル・イノベーション学科なので、アントレプレナー領域というドメインがあり、そこでグローバル・アントレプレナーシップを教えることになる。
とはいえ、私は経営学など門外漢なので、そこで国際関係を教えている。学者としては安定軌道に入り、あとは定年で無事着陸するだけの人生なのだが、やはり人並みは面白くない。せっかく研究だけではなく教育も仕事としたので、日本の教育界を一気通貫で改革したい。
最近、このような教育関係のスタートアップ活動をする中で感じたのは、リスクをとったものが利益を取るというのは、まさに市場経済体制の基本だということだ。
そりゃみんなバンドワゴニングしたいだろうし、たくさん給与も欲しいだろう。そこでヒトよりももっとノブレスオブリージュを発揮できるか、私自身が試されていたのだと思う。
ボクは今でも経済的人間が嫌いだし、たまたま嫌うことができるような社会的立場にあるが、今回本当に学生・生徒・児童に「リスク」という概念をちゃんと教えなくてはいけないと思った。
No risk, high returnなどないし、そういうヒトは市場経済からは退場すべきなのだ。