「自分軸」で生きてますか?
人に良く見られたい。
そう思っている人は、少なくないのでは?
定期的にお伺いしている80代のSさん。
部屋は、いつも整理整頓されていて「いつ死んでもこの人は、きちんとした人だったと思われたい」と仰っています。
整頓されていなくても今まできちんと生活されてきたのですから少々片付いていなくても大丈夫ですって。
Sさんは、体調が悪くても無理してしまうのです。。。
Sさんの近所に住んでいるベトナム人の奥さんから色とりどりの綺麗なお菓子をいただいたそうで。
食べたことのないお菓子でとまどったが、せっかくいただいたからと必死に食べたそうです。
普段食が細くていつも十二指腸の固いSさんの十二指腸は、さらに固くなっていました。。。
いつも他人がどう思うかを優先してきたSさん。
とてもやさしい方なんだけどもう十分他人の気持ちを大切にしてきた人なのでそろそろ自分を大切にしても良いのでは?
そこでSさんに次回の施術までにやることをお伝えしました。
寝る前に
①丁寧に呼吸する
両手を胸の下に置いて右の肺を意識して呼吸する
気持ちよく肺に空気が入るようになったら
次に左の肺を意識して丁寧に呼吸
②「他人にどう見られたいか?」ではなく、「自分がどうしたいか?」を考える。
他人の目が気になって「自分」を大切にしていないと思うのです。
人の価値観は、それぞれ違うのでSさんが良いと思ってる行動が必ずしも相手が良いと思っているわけではないと思うのです。
だったら自分がどうしたいか、どうありたいかを基準に行動した方が良いと思いませんか?(自分軸)
自分軸のある人は、わがまま?
わがままな人とは、自分のやりたいことや考えを他人に押し付けて他人の行動まで変えようとする人です。
結局自分を大切にできるのは、自分だけ。
他人に合わせても他人は責任を取ってくれない。
Sさんの右の肺は、窮屈な想いでいっぱいでした。
その呪縛が解けたら呼吸も楽になり、身体も軽くなるでしょう。
不思議なことにSさんの課題は、私への課題でもあるのです。
お客様の身体は私にいろいろなことを教えてくれます。
施術している私とお客様と一緒に軽くなっていく施術なのです。
次回お会いした時にSさんにどんな変化があるか楽しみです。
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