あの曲を聴くと思い出す
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放課後ライティング俱楽部の「土曜日に書いてほしい9/7」のお題「あの曲を聴くと思い出す」より、加筆修正したものです。
へっぽこランナーのronronです。
曲を聴くとそのときの時代や自分の状況を思い出すってこと、結構ありますよね。
忘れもしない小学校6年生の冬。
中学受験で両親が家の用事で急遽付き添えなくなり、大学に行く兄に受験会場に車で送ってもらった。
初めての受験で緊張している車中に陽気な音楽が流れてくる。
アバの「ダンシングクィーン」
母が付き添ってくれないことに不安で助手席に黙って座っていた。
会場で付き添ってもらってる親にお茶をもらったりしてる子を暗い教室で見ていた記憶がある。
中学受験は、失敗に終わった。
親は、付き添えなかったせいだと言うが、私は、実力だと思っている。
ちょっと寂しい思い出である。
40年以上経ってから再びダンシングクィーンが。
それは、初めてのフルマラソン。
経験したことない42.195。
ホントに走れるのか、そのときも不安だった。
マラソンも誰も付き添って走ってくれないから。
ぼろぼろになりながらゴール会場に入るとダンシングクィーンが流れてる。
聴きながら念願のティファニーをもらった。
決して良い思い出とは、言い切れないけど結果はともあれ、全力を尽くしたときの思い出の曲である。
フルマラソン初出場してから8年間、毎年同じ曲をゴールで聴いている。
来年も聴けるかな?
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