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きみに飛ばす信号、夜更けのベランダより

街に弾かれ閉じたドアのうち側
きみになじられた遠い記憶の真ん中

イヤホンから流れ込む音楽
声が聞けない躊躇いは忖度

こんな時代にまさかのディスタンス
ノイズ紛れてきみは何処(いずこ)

昼間の静けさ木々は麗らか
ここに僕だけさ寝静まった夜中

きみと会ってたいな
ただ待ってたいなんて

きみとサイレント
交信したいな

ただのタイミング
妄信はこわいな


#詞 #詩 #ポエム  

子供の就寝後にリビングで書くことの多い私ですが、本当はカフェなんかに籠って美味しいコーヒーを飲みながら執筆したいのです。いただいたサポートは、そんなときのカフェ代にさせていただきます。粛々と書く…!