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読書日記 #47 習い事やめた 2024.7.10
7月10日(水)
なっとうの日。子どもをおだてて、盛り上げて、ご機嫌とってへこへこして、当たられても怒らずにごめんごめんって甘やかしまくって、太鼓持ちして、朝の支度。娘はぐずらずに登校班へ間に合う。ここまでしないとダメか。
漢字ドリルを忘れて行ったのでチャリで追いかけて渡す。朝8時の時点で「はーつかれた」を50回は言っていた。運が逃げていきそう。
家で仕事と作業。夕方は子供の習い事。今日はピアノ。
昨日、子供と話し合って公文をやめることにした。
私はずっと辞めていいと思っていて、でも子供が辞めたくないと言っていたのでずるずる続けていた。
子供も、公文が大好きというわけではなく、毎日やるべき宿題プリントをやるのも嫌で溜めたりサボったりしていて、私は「できないならやめなよ、無理してやることないし、宿題やらないのにお金だか払うのはできません」と言っていて。
娘としては、毎日コツコツ勉強することが大事ってわかっているから、それを投げ出すのはどうも嫌だ、という気持ちはあるのらしいが、でもそうかといってしっかり取り組むこともできない、という状態。
公文をやることは、勉強になるだろうし、力もつくだろうね。続けている子は、公文の勉強をがんばってて、それはそれで頑張り屋さんですごいよね。
でもあなたは、毎日やるのが大変でやりたくないって思ってるんでしょ?公文の宿題をやるより、本を読んだり友達と遊ぶほうが楽しくて、優先しちゃうんでしょ?
寝る時間や体力ってものがあるんだから、やりたいことややったほうがいいことを全部やることはできないよね。なにかを諦めること、辞めることを決めないと。
じゃあ、あなたは、本を読む時間と遊ぶ時間が欲しい。学校の宿題もある。違う勉強もしてみたい。公文の宿題はやりたくない。
じゃあ、公文辞めたらいいじゃん。公文よりやりたいことをやるのは、悪いことじゃないよ、選択の問題だよ。
…ということを話しあって、公文をやめる決断を娘が自分ですることができた。親としては肩の荷がおりましたよ。
公文をやる、続ける、と決めたのに宿題をやらないということに対しては叱っていて、いつもそれで揉めていたので。。「やると自分で決めたならやりなさい」って叱って、やりたくない!ってぐずられて、じゃあやめなさい!やだ!みたいなどうしようもないケンカばっかりしてたから、ひとまず親子のもめ事の種が一つ減ったのは、気が楽になりました。
公文の代わりに公文よりは質量ともに負担の少ないドリルを毎日5分だけやる、とかのルールも決めたので当分はそれで様子を見たいと思います。
ほんとうに学歴とか受験とか興味が薄いのですが、一方で勉強習慣は絶対に必要という思想はある。
集中力、継続力、諦めない力、タスクを計画的に進める力、というのは凹凸があるにしろ、ある程度は身に着けておいた方がいいし、凹凸があるなら自分の凹はなにか、凸はなにか、をざっくりとでもわかっていたほうが将来の自立・自律・自活に役立つ。
これは絶対だと思う。
ピアノはやめたくないらしい。上達は遅いですが、楽しんでやってるみたいなので、応援したいと思います。
そんななか今日ぱらぱらと読んでいたのは「村上春樹とイラストレーター」という本。小さいサイズの可愛らしい本で、佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸、というおなじみのイラストレーターさんの絵が盛りだくさん。
そうそう、このイラストと文章が、世界なんだよね~。大好き。
詩的で穏やかで、しかしきっと本質的、な世界が詰まった本を読んでいると私の心は静かに満たされるのでした。
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