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「なんでもかんでも」の「かんでも」はどういう意味なのか

どうも、こんにちは。

「どんなものでも」「何もかも」という意味を持つ「なんでもかんでも」という言葉があります。

「なんでも」の部分は「どんなものでも」という意味を表しているとわかりますが、「かんでも」の意味はよくわかりません。

一体どのような意味があるのでしょうか。

気になったので調べてみました。

漢字で書くと「何でも彼でも」

なんでもかんでもは漢字で書くと「何でも彼でも」となります。

「何でも」は「何もかも」を省略した形になります。

「彼でも」の「彼」は本来は「か」と読みますが、語呂が良かったので
「なんでもかんでも」と呼ばれるようになりました。


「彼」は以下のような意味を持ちます。

1 (多く「の」「は」を伴って用いる)遠称の指示代名詞。あれ。かれ。

2 「何」と対になって、並列される事物を漠然とさす。「なんとか―とか不平を並べたてる」「何や―やとうるさい」


歴史の教科書などで「彼の有名な聖徳太子は」と使われたり、
童謡の歌詞で「兎追いし彼の山」という歌詞があったりしますね。


つまり、「彼でも」は「何でも」の部分を強調するための言葉だったのです。

彼と書いても、人を表しているわけではないので注意が必要ですね。



以上「何でもかんでも」の意味についてでした。

それでは、さようなら。


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