「風上にも置けない」について
どうも、こんばんは。
今日テレビで水戸黄門が放送されていました。
ラストのあたりで「人を束ねるものの風上にも置けない」と言っていました。
このフレーズよく聞きますが、なぜ風上に置けないのでしょうか。
気になったので調べてみました。
悪臭がを放つものを風上には置かない
風上とは風が吹いてくる方向です。
なので性格の悪い人や卑劣な人を臭いものに例えて、「臭いものが風上にあったらやだよね」という意味で風上にも置けないという文言が生まれました。
「も」は強調表現
風上にも置けないという文言を深く解釈しようとすると、風上にも風下にも置きたくないという意味に取れます。
しかしそうではありません。ここでの「も」は強調を意味しています。
「三日も雨が降った。」のように使われる「も」です。
なので「風上には絶対起きたく無いよね。」と強調している形になります。
風上に置けないと「も」を省略しても意味は同じです。
終わりに
以上「風上にも置けない」についてでした。
時代劇などではよく聞きますが私生活ではあまり使わない言葉ですよね。
ふとしたタイミングで使えば会話に深みが出るかもしれません。
それでは、さようなら。
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