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駅のホームにあるベンチは設置する向きが変更されているらしい

どうも、こんにちは。

駅のホームにはベンチが設置されていることがあります。

以前は線路と平行の向きで設置されていたベンチが多かったですが、最近では90度向きを変えて、線路と垂直に設置する場合が増えているそうです。

一体なぜでしょうか。


理由はホームからの転落事故を防ぐためです。

ホームからの転落事故で最も多いのは、泥酔した人が落ちるパターンで、転落する人の約6割を占めています。

そこで、事故を防ぐために泥酔している人がホームから落下してしまう原因の調査が行われました。

調査の結果、泥酔している人はベンチから立ち上がり、そのまま一直線に線路に向かって歩いていき落下するというパターンが多いということがわかりました。

そこでJR西日本はベンチの向きを線路と平行ではなく線路に対して垂直に設置しました。

これにより、転落事故を減少させることに成功しました。


ホームからの転落事故を防ぐためにはホームドアを設置するという手段もあります。

しかし、ホームドアの設置には大きな費用がかかります。

ということで、安全に対して効果があり、かつ安く済む方法ということでベンチの向きの変更が進められています。


現在は西日本のみならず、関東地方などでもこの設置方法が採用されています。

ホームドアがまだ設置されていない駅ではベンチの向きの変更が先にされるかもしれませんね。


以上、駅のホームのベンチの向きについてでした。

それでは、また次回お会いしましょう。


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