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塗装の重要性 色選び、そして塗り方

我が家で長年お世話になっている家具屋さん、sun works

サイドボード
食卓テーブル

これらはsun worksの日下さんに作ってもらった我が家の家具。他にもチェストや本棚、ミラーなど。私たち夫婦は、日下さんの作品に囲まれて暮らしていると言っても過言ではないぐらい。

さて、下の写真は日下さんに作ってもらったサイドボードの一部です。

そしてこちらが、陰翳礼讃の我が家の造り付け家具。

この二枚の写真、扉は木でできていて、かまち作りで、見る人から見たらほとんど同じでしょう。でも私から見ると全く違うのです。何が違うのか言語化できないけど…。建築家さんに私のイメージを具体的に伝えるには、この違いを説明できないことには、始まらないような気がしました。

そこで日下さんに、このほぼ同じ家具が醸し出す雰囲気の違いは、どこからくるものか聞いてみました。

1、2枚目の写真は、全く同じ木目が二枚の扉にペタッと貼られているこ と。(あと木目がはっきりと出ている)

2、色選びと塗り方の違い。

…と言うことでした。

日下さんはいろんな塗料を配合しつつ、微妙な色加減を作り出すのだそうです。

塗り方に関しては、アンティーク調に塗るのが上手な人は家具作りが下手だったり、逆にしっかりとした家具を作る人が色はべた塗りしかできない、ということもよくあるそうです。もちろん、私はアンティーク調の塗り方が断然好み。(ちなみに陰翳礼讃の我が家は、造作家具はすべてベタ塗りですが作りは素晴らしいらしい)

なるほど、なるほど。そこで、建築家さんには、別荘の家具はやたらと木目を強調させないで欲しいこと、色は白で(100万回ほど伝えた)、ベタ塗りはやめて欲しいことを、お願いしたのでした。

しかし私の不安はまだ収まらないのでした。続く…

coboushi


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