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わたしはいろいろと期待しすぎなのか。

勤務先の研修制度を利用して、「マインドフルネス実践」という研修を受けた。マインドフルネスの発音が大変よい講師の方だった。マインドフルネスと聞くと瞑想とかって思っていたが、その通りだった。まさか会議室(オンライン研修をデスクで受けるのは恥ずかしさしかない)で目を閉じて姿勢を正し、瞑想するとは思わなかった。いや、そういう講義なんだが。

研修内のワークに「SBNRR」というものがあった。感情が動いたら、ストップ→呼吸→気づき→振り返り→反応する、というもので、感情を動かす「刺激」とそれに対する「反応」の間に、意識的に隙間を作ろうというワークである。これがよかった。特に怒りの感情が出るときって、刺激と反応の間がなくなってて、感情に支配(研修では「ハイジャック」と呼んでいて、なるほどと思った)されていることが多いんだと気づけたし、振り返りで自分の怒りの共通点が見えた気がしたのだ。

わたしの怒りは、おそらく「期待」からきていると思う。子どもへの期待、上司への期待、同僚への期待、夫への期待。相手に怒りの感情が湧くとき、その原因は、私が勝手に持っている「期待」に、相手が沿ってくれないと感じたからであることが多いのだ。なんていい迷惑。勝手に期待されて、それに沿っていないと怒られて、相手からしたら「知らんがな」とでも言いたくなるだろう。

これはただの日記なのでオチは特にない。期待をなくしたほうがいいのかどうかも分からない。ただ、そこに原因があると「知ってる」私は、もうちょっと相手にやさしくなれそう、そんな気がして書き残す。


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