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働き方の距離感 福岡の築111年古民家から採用してます

本記事は、 連続note投稿企画「#わたしのビズ・ディスタンス 」に寄稿されたものです。
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「ビズ・ディスタンス (Biz-Distance)」とは?
相手を思いやることで生まれる、適切なシゴトのキョリ感のこと。
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ビズ・ディスタンスや本企画についての詳細は、一般社団法人ビズ・ディスタンス協会のHPをご参照下さい。


初めまして、ACALL株式会社 HR リクルーティングチーム 小林です。
私は2020年7月に入社しエンジニア、セールスの採用を担当しています。


簡単に自己紹介をすると、これまで飲食業界にて採用、マネジメント、インナーブランディングに関わって来ました。


現在は、福岡の田舎で築111年の古民家でコーヒーショップを営みながら、フルリモートにて採用活動を行なっています。


実を言うと入社してからもう少しで1年が経とうとしているのですが、会社に出社したことが2回しかないです。
ほぼ半年に1回ペースですね。笑


採用担当が会社から離れた土地にいると言うとまだまだ驚かれますが、フルリモート、フルフレックスの制度を活用し、採用担当が会社の近くにいなければ働けないという固定概念を持たず、採用担当として新しい働き方にチャレンジしています!


オンライン採用の距離感

ACALLの採用は全国採用をしているのでほぼオンライン面接となりますし、私自身採用した方にオフラインでお会いしたことがありません。


最近ではヨルダン在住の方が入社したので世界採用も既にスタートしています。笑


そして私自身も選考は全てオンライン面接で終了したので、しばらくオフラインで社内の誰にも会わずに働いていましたし、初めての出社は入社してから3ヶ月経った頃でした。またオンライン面接では相手の人間性やスキルを知ることはできないのでは?と言われることはありますが、オフラインでもオンラインでも基本的に〈人と話す〉といったことに変わりはないですし、画面上から候補者の方の雰囲気や人間性を感じることはできます。

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むしろオンラインだからこそ、ノンバーバル・コミュニケーションに頼らず〈言葉で相手に伝える〉ことに集中しなければいけないので、話し手も聞き手も真剣になり相手の本質が見えやすいなとも感じています。


オンライン面接になったからこそ、候補者の方も効率的に選考に参加できるようになっていますし、私自身も採用のスケジュールを効率的に組めています。


1日の面接は3〜8件ほどできているので、必然的に採用成功率はあがっているのもメリットだなと感じています。


家族との距離感

採用担当として、個人情報を扱うことも多くあまり外出先で仕事することがないので主に自宅で働いております。


我が家は、私、妻、長男(4歳)、長女(2歳)の構成で常に誰かしら家にいるので、常に家族を感じています。


そして、フルフレックスということもあるので、家族の時間を予め設定しているので家族内コミュニケーションはACALLに入社前と比較にならないくらい多くなりました。


私自身、フルリモート採用担当としてロールモデルを目指していますが、私の働く姿を日々子供に見てもらうことで、働くことの選択肢や可能性を考える一因にしてもらえればとも思います。

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また自宅はコーヒーショップであり、スペース貸しもしているのでギャラリーや、ヨガ教室をしていたり、子供服の販売やデリの販売なんかもしており賑やかなコミュニティになっています。


仕事はオンラインでお話することがメインですが、少し仕事から離れるとオフラインでお話する人がいつもいるのはバランスが取れた働き方であり、良い距離感だとも感じています。


距離感の埋め方

実際に会社との距離感、社員との距離感、候補者の方との距離感などなど、全てにおいて私は物理的距離がある。物理的距離感があることで、心の距離感が離れてしまうんじゃないかと心配されることもあります。


ですが、テクノロジーを駆使したらそんな問題はないと感じています。
Discordを利用し各部署でバーチャルオフィス的に働くこともできますし、slackでもtimesチャンネルを各々が作成し日報ではなく分報的な位置付けで社内に発信し雑談含めたコミュニケーションを取ることも多いです。


特にDiscordでは他チームの部屋も基本出入り自由なので「お邪魔しまーす!」と言いながら各チームのお部屋に入り質問をしたり、雑談をすることもしています。


また毎週月曜日にある社員全員参加の全体会議では、「今日の一言」の発表や「先週のありがとう」を伝え合う時間もありオンラインながらエモーショナルな時間を過ごしています。


毎週ファシリテーターもランダムにルーレットで選ばれた社員で進行するので、ファシリテーターの人間性を感じることも出来、会ごとに雰囲気の違いも楽しめます。笑


最後に

散々オンラインでの働き方について書いてきましたが、ACALLはオンライン至上主義ではありませんし、私もそう考えています。


昨年10月にACALL10周年の社員総会をオフラインで実施しましたが、私含め初めて顔を合わせる人たちが多かったです。


毎日話しているのに会うのは初めてなので最初はぎこちなかったですが、時間を経るにつれて会は盛り上がり、お互いをより良く知る時間になりました。


社員総会後のお互いの信頼関係はグッと高まったなと社内のどのチームを見ても感じてますし、社員の方々からもオフラインで会ってからより仕事をしやすくなったという意見も多かったです。


この体験から社内ではオフラインでのイベントを要望する声も増えてきているので、今後定期的にオフラインで働く機会の創出もしていく予定です。


そして、距離感を近づけたり、離れたりと選べる働き方がこれからのスタンダードになることでワーカーの方々の生産性も高まりますし、より良い暮らしにも直結してくると思うので、まずは自分がロールモデルとなれるようなビズ・ディスタンスを体現し続けられればと思います。


◆ビズ・ディスタンス協会公式ツイッターアカウント◆
ハシビロコウ理事長が呟いています!
https://twitter.com/biz_distance

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