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2023年の御礼

今年も1年間さまざまな方にお世話になりました。直接関わっていただいた方々、そして記事を読んでいただいた方々、ありがとうございました。

今年はコロナ禍後のさまざまな制限が解除された年ということもあり、コロナ禍前のように積極的に県外取材も行いました。また「福島ユナマガ」も立ち上げ2年目、昨年4月から非常勤で働き始めた高校3校も2年目を迎え、昨年よりも落ち着いて仕事に取り組むことができました。

取材しているチームですが、Jリーグのベガルタ仙台、福島ユナイテッドFCともに7月の同じような時期に監督交代があり、成績的にも厳しい1年でした。こういう時にどういう情報発信をしていけば良いのか、悩みながら仕事をして参りましたが、発信してきたことに関しては一定の手応えを感じております。

ベガルタ仙台に関しましては、年末にユース年代の取材で再三お世話になった森山佳郎監督の就任が決まり、福島ユナイテッドFCに関しましては夏以降依田光正前監督と選手たちの頑張りによって、JFL降格の危機から持ち直す様子を伝えられて、来季に関しては寺田周平監督が就任し、補強に関しても例年以上の力の入れようが感じられるので、両チームとも来季が楽しみです。来年は明るい話題をたくさんお届けできれば良いと思っております。

WEリーグのマイナビ仙台レディースに関しましては、春には松窪真心選手の活躍や、夏になでしこジャパンに選出された宮澤ひなた選手の活躍を伝えることができました。秋の新シーズン開幕後は少し苦しい戦いですが、若手選手の活躍に今後への希望が感じられている状況です。そうした元気な若手選手の話題をお届けしたいと思います。

育成年代の取材に関しましては、チビリンピックや日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグプレーオフ、全国高校サッカー選手権など各種全国大会を取材することができ、東北の選手たちの頑張りを伝えることができました。また日常のリーグ戦などもコロナ禍後では一番精力的に取材ができたのではないかと思います。

ただ、こうしてある程度精力的に取材ができた反面、コロナ禍前とはサッカーメディアの状況は様変わりしてしまい、収益という面では苦しい状況が続きました。活字離れの進行・YouTubeなど動画媒体の拡大により紙媒体の維持は厳しくなっており、インターネットサイトも収益という面では厳しい状況となっております。さらにはインボイス制度の導入もフリーランスとしては苦しいと言わざるをえません。こうした状況を考えると、ライターという仕事自体の先行きはかなり暗いです。

これまで通り高校・専門学校の非常勤講師をしながら、サッカーを取材するフリーランスライターとしてずっと活動できれば良いな、と考えておりましたが、ビジネスモデルとして今の体制を維持していくのはかなり厳しい状況です。何か新しい展開を考えなければならない状況に迫られています。どうすれば良いかさまざまな策を考えたものの、結局妙案が浮かばぬまま1年が終わりました。

来年は新しい方向性、道筋をつける年にしなければならないと思っています。一人で考えても妙案が浮かばないのであれば、さまざまな人に相談しなければならないと思っており、既にさまざまな方と相談を始めています。こうした動きをもっと加速させていき、来年の今頃、少し道筋がついてきたね、と言えるようになれば良いと思っています。

来年は年男です。良い1年にするためにはこれまで以上に頑張らなければならないと思っております。一つ一つの記事執筆で全力を尽くすだけでなく、将来への道筋をつけるための大事な1年。覚悟を強く持って頑張ります。来年も何卒よろしくお願いいたします。

#今年のふり返り

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