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今、香川の島と未来を考える展イベントレポートvol.1

こんにちは!co-ba takamatsu学生インターンの中村です♪
今回は、7月17日に開催された、「今、香川の島と未来を考える展」のイベントレポートをお届けします!

中村の自己紹介

島展投影資料

中村彩(なかむらあや)
N高等学校3年 17歳 香川県三豊市出身・在住
co-ba takamatsu学生インターン 2021年3月~
香川の地域の魅力を発信するため地域内観光のアプリを作ったり、観光と地域住民の共生について研究しています。

この企画について

実は、「今、香川の島と未来を考える展」(通称:島展)は中村が初めて企画したイベントです!!
今まで学校内でのイベントやオンラインイベントなどは何度か経験したことがあったのですが、このような規模で開催するのは初めてで、企画から運営(司会)まで自分で実行するというのも初めてでした。
上記の自己紹介の通り、私は以前から香川県の観光に焦点を当てた活動をしていて、その中でも魅力が詰まっている「香川の島」に興味を持ちました。
コロナ禍で島と本土の交流が少なくなっていて、気軽に島に遊びに行ける状態でもありません。そんな今だからこそ、島のいいところや課題点を知りながら、未来について考えるイベントを作りたいなと思い、企画しました。

イベント概要

【今、香川の島と未来を考える展】
香川にある6つの島からゲストを呼び、島の今を捉えた写真展とトークイベントを行います!
このイベントはゲストの家に小包が届くところから始まります。
「島の今を撮ってください」と書かれた手紙と共にインスタントカメラが入っています。ゲストは何を考え、何を写し、それがどんな写真になるのか。
イベント当日には、ゲストが撮影した写真が所狭しと壁に貼られ、その空間でゲストのトークに耳を傾けます。
決して良いところだけではない、島の現実を見て、一緒に島の未来を考えましょう。
■こんな方におすすめ■
・コロナ渦での島の現状に興味がある方
・写真が好きな方
・島や自然が好きな方
・島に暮らす方と交流したい方
〇日程
7月17日(土)13:00~17:00
〇場所
会場参加:co-ba takamatsu
オンライン参加:zoomウェビナー
〇ゲスト
額賀順子さん(男木島)
城石果純さん(小豆島)
松井佑有さん(小豆島)
福島真希さん(直島)
目加田怜美さん(女木島)
平木利明さん(粟島)
菊池優里さん(豊島)
ゲスト紹介はこちらの記事をご覧ください!
第1弾
第2弾
第3弾
第4弾
〇登場する島
小豆島・直島・男木島・女木島・豊島・粟島
〇流れ(途中参加・退出は自由です)
13:00 <始まりの部>
 このイベントが出来上がるまでをご紹介します。
13:15~14:15 <第1部>
 小豆島・直島からオンラインで参加するゲストが島の今と未来を語ります。
14:30~15:30 <第2部>
 男木島・女木島・豊島・粟島からオンラインで参加するゲストが島の今と未来を語ります。
15:45~16:45 <第3部>
 写真鑑賞や島についてのディスカッションを行います。
16:45 終わりの部
 気に入った写真を一枚手に取り、今日考えたことをメモしましょう。その写真があなたと島を繋ぎ続けます。

始まりの部

素敵なオープニング動画とともに、イベントが始まります。
このイベントのために制作した動画も是非ご覧ください♪


画像2大勢の方を前にして、とてもドキドキしているのがこの写真からも伝わってくると思います(笑)

ファシリテーターの中村の自己紹介と、このイベントを開催しているco-ba takamatsuの紹介、このイベントの内容についてお話ししました。

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壁一面に貼られた写真は一見輝かしく見えますが、コロナの影響で長期間閉館になった施設や、倒壊寸前の空き家など、綺麗なだけじゃない島の姿が切り取られています。

第1部

ここからは、第1部の内容について詳しくお伝えします。
第1部では、直島と小豆島からゲストをお呼びしました!

島展投影資料 (1)

まずは1人目の福島真希さんです。
イベント当日は、福島さんのご家族もご一緒に参加してくださいました!

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福島さんの夫の節さんがギターを演奏するシーンも!!
とても素敵でした。。。

第1部2人目のゲストは、松井佑有さんです。

島展投影資料 (3)

小豆島での暮らしと、島暮らしの中での心の変化について、詳しくお話ししてくださいました。

第1部3人目のゲストは城石果純さんです。

島展投影資料 (4)

小豆島で会社を立ち上げた経緯や、セルフビルド中のログハウスのお話などをしていただきました。

第1部、第2部ではゲストが撮った写真の中からお気に入りの3枚を解説してもらい、そのあと島についてのトークセッションが行われるという流れです。

お気に入りの3枚はゲストごとに個性が出ていて、とても面白かったです。
その中でも私の印象に残ったものを厳選してご紹介します♪

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1枚目は福島さん撮影の「空き地から空き家を望む」
写っている建物は、知る人ぞ知る直島の名スポットのひとつ「村尾文具」
主人が亡くなり閉店してしまいましたが、なかには昭和の時代からありそうな文房具がたくさん残されたままです。
村尾文具の向かいの家が取り壊されたことで、正面からお店の全身を撮れるようになりました。
空き地や空き家は過疎化の進む地域では大きな問題です。お店の担い手がいないことで、お店がなくなっていくのは仕方ないことですが、周辺の住民はとても悲しかったことでしょう。
素敵な写真の中に悲しさも感じられて、とても印象にのこる1枚でした。

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2枚目は、松井さん撮影の「いってきます」
小豆島へ行くには高松港からフェリーで1時間ほど。小豆島に住みはじめてからも「小豆島に行く、高松に帰る」という感覚だった松井さん。
日が経つにつれて「高松へ行く、小豆島に帰る」という感覚になってきて、不思議な気持ちになったそうです。
この話を聞いて、写真には写っている景色だけじゃなくて、撮った人のいろんな気持ちが乗せられているんだなと思いました。撮ったときのエピソードを聞くと、写真がもっと素敵に見えますよね!

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3枚目は城石さん撮影の「スポ少のヨットの写真」
城石さんのお子さんは毎週日曜日にヨットの練習をしているそうです。
海が近いということでサッカーや野球と同列にヨットやカヤックを楽しめます。
なかなか体験できないマリンスポーツを毎週やっているのはとても羨ましい!!
島ならではの写真ということで、とても印象に残りました。

以上、お気に入りの3枚を厳選して紹介しました!皆さんのお気に入り写真は見つかりましたか??
続いては、第1部のトークセッションの様子を紹介します♪

第1部のトークセッションで1番盛り上がったテーマは。。。
「島で暮らしていて、困ったこと」!!!

お店が少ないので買い物が困るんじゃないかというのが私の予想でしたが、ゲストの皆さんはあまり困ったことがないとのこと。ネットが発達している今、通販でなんでも買えてしまうので基本的に困ることはないそうです。
ただ、大きなものを注文した場合、港から家まで運ぶのがすごく大変だったり、通販サイトごとに送料が違って、離島扱いになると送料が跳ね上がったりするので、ネット通販を使いこなすのはコツがいります(笑)

また、人との距離についての話も挙がりました。島のいいところの一つとしてみなさんが挙げられるのが、人と人の距離の近さ。
都会では感じられない距離の近さに魅力を感じて島への移住を決める方も多いのではないでしょうか。
実際、近所の方におすそ分けをもらったり、ご飯を一緒に食べたりと、人との距離が近いことで良かった話もたくさん聞きました。
しかし、島に来て島の人と仲良くなるまでが大変だったという話や、人との距離が近すぎてプレイベートがないことにはじめは抵抗があったという話も出ました。

このテーマ以外にも、島で暮らしていて良かったことや、島の今の状況についても話していただきました!

島の空気を十分に感じ、第1部は終了です!
会場もだんだん温まってきましたよ!!!

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↑第1部ゲストの方々と記念撮影♪

第2部・第3部については次のnoteをご覧ください!

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