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時間潰しに島へゆく

新しい仕事で社会復帰…!!!と息巻いていたのもついこの間までの話で。
出勤のたびに起きる吐き気とザ・デスクワークな職場の雰囲気に耐えられず、2度目の適応障害と休職を医者から言い渡されて完全に社会のお荷物リターンズしている今日この頃です。

最近まで家を出て乗り換え途中の駅で会社に連絡を入れて、いい頃合いの時間になるまで漫喫の個室で飯食いがてら時間を潰すということをしてました。
休職を言い渡される前からそんな感じだったので個人的にはもう仕事に対する意欲なんてもう毛程もなく、同時に制服の返却やら私物の回収やらで若干憂鬱な気持ちです。

もうこの際本当にエッセンシャルワーカーとか関係なしに世間から白眼と中指刺される覚悟で仕事を選んだ方がいいのかもしれないとも思っている。
根っこが真面目なのに努力嫌いというクソのハイブリッドなので、基本「他人と関わるのが必須」「笑い者になる」という点を避けたいのだ。
だから大学の専攻とまるで違う就職を選んだわけだし。
そしたら見事に失敗して仕事どころか生活もままならない状況に陥ったわけだが。

迂闊に家に帰れないのもあって、ここ一ヶ月くらい全く絵も描いてない。が、その代わりにめっちゃゲームしてます。
特にあつ森。
最近は割と躊躇なく仕事のカバンの中にSwitchを忍ばせてから家を出てます。そして朝の喫茶店でパソコンを開いているリーマンや学生に混じって1人黙々と無人島ライフしてます。
あと長らく手をつけてなかったMAD RAT DEADも少しずつ進めてます。音ゲーと横スクロールアクション、超むずい。

高校あたりから「人に迷惑をかけない」というのがなんとなく固定観念としてあった。
生きている以上多少は迷惑をかけるし被るから程度によるが、今となってはその迷惑の定義すらよく分からなくなっている。
学生の頃は、「社会で淘汰されがちな仕事を諦めて、安定した仕事に就く」ということが「迷惑をかけない」の範疇にあった。実際学生時代にコロナ禍に突入してエンタメの淘汰を目の前で見ていた人間からしたら、あれを見てなおエンタメを作ろうと飛び込むのは正気の沙汰とは思えなかったのだ。

「インフルエンサーとかタレント業って、まあ最悪なくても困らないよね」が母の口癖である。
自分だってドラマも見るし音楽を聴くのによく言うよ、とは思う。
私の一部のエンタメ嫌いは完全に母親譲りだと自覚をしている。

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