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Mt.FUJI100 参戦記 残念ながら連敗 ~次につながるか敗戦記 トホホ~  前半①


リベンジ目指して

今年もこの季節がやってまいりました。昨年は胃腸トラブルで精進湖で無念のリタイア。今回はリベンジを喫して臨む大会のはずでしたが、故障や仕事の状況、コンディションなど言い訳だらけですがDNSも頭に入れながらの4月を迎えるという、去年の経験が全く生かされていないトホホな状況でスタートラインに立つことに。さてさて、結果はいかに。(DNFってあるけどね)*文才ないので長文です。

事前練習

怪我やコンディション不良で昨年末まではほとんど走らない状況で今年を迎えました。一応、Mt.FUJI100を今年のメインレースとして据えていたので、1月からぼちぼちですが完走を目標として練習を再開。
目標としては、200km/月、トレイル 10時間/月となんとも脆弱な組み立て。
これにプラスして下記のレースへの参加。
1月 ハイテクハーフ (DNS)
2月 さいたまマラソン (完走)
3月 東京マラソン (完走)
3月 小江戸大江戸200K (小江戸でリタイヤ)
4月 ZERO LIMITS NIGHT(急遽追加)
結果としては、あたりまえですが仕上がりませんでした。

装備① ウエア

装備は昨年の振り返りや、急遽入れたZERO LIMITS NIGHTでの印象やネットで参加された、される方の情報を参考にして仮決して、前日まで天気予報とにらめっこして最終決定。
個人的に決められなかったのはシューズ。最近、ロードもトレイルもシューズ迷子状態。なかなか自分の足型に合うシンデレラフィットを見つけられず。
まあ、一番の原因は練習量が少ない割には浮気性で試しすぎなところなんですが。
候補としては、100KM以上のレースで実績のあるHOKAのテクトンX2。昨年も精進湖までは足のトラブルなく履けてましたので抑えとして。
ほかの記事にも書きましたが、履いてみたかったNnormalのTomirとTomir2を試しましたが、サイズピッチのせいかフィット感がトレイルの試走で疑問が残る感じでしたので直前で候補外に。
最終テストとしてZERO LIMITS NIGHTでテクトンX2を履いたのですが、なぜか小指を痛めるという事象が発生!急遽、ここから再度、候補選びに。
ロードで履いているノバブラストとスーパーブラストとミッドソールが近いアシックスのTRABUCO MAX3と知り合いの方が投入する情報からメレルのAGILITY PEAK 5と悩んだ末にTRABUCO MAX3で行くことに。
ただし、山に行くタイミングがなくロードと近くの公園の不整地を走るだけで本番投入になりました。
シューズだけで長くなりましたので、あとはサクッと
まずはウェア。ここはあまり不安はなく、今回はサポートもついていただけるのでレインや着替え、防寒具も予備も含めてバリエーションを持たせられました。
当日の天候を確認して

スタート時の服装

①ヘッドバンド:モンチュラ メリノバンド 
スタートが夜中なのでヘッデンを付けるのでこちらをセレクト。つけ心地もよくずれもないので安心。
②ネックゲイター:TETON BROS Axio Neck Gaiter
最近、秋から春はこれ1択。Axio好きなだけかもですが。
③Tシャツ:TNF Dry Dot Light Crew
汗をめちゃめちゃかくので汗冷えしないためにアンダーと速乾性の素材は必須。いろいろ試しましたがやや寒いときはノースのこれ。温度が高ければパタゴニアのリッジ・フローを選択。スタート夜なので視認性が高いホワイトを選択。
④アームスリーブ:R×L シームレスアームカバー
温度調整のための上げ下げがしやすいので
⑤ハーフタイツ:NIKE TRAIL ハーフタイツ
何んとなく履きはじめましたが、やや厚手なのとサイド、フロント、バックと収納ポケットが多くて使いやすい。お値段も安くておすすめ。
⑥レッグゲイター:R2 オキシジェン カーフスリーブ
薄手で圧迫感がなくて長時間の着用も苦にならない
⑦ソックス:R×L WILD WOOL 壱
やや厚手で擦れにも強い。ロングトレイルの際は選びがち
⑧シューズ:ASICS Trabuco Max 3
先ほど書いたとおりに唯一の不安材料
⑨手袋:innerfact NIKKE AXIO WOOL TRAIL GLOVES
最近のヒット作。R×Lのグローブも使いますが、やっぱりAxio好きなのか、これは蒸れないしつけ心地もよい。指も出るし(出ちゃうし)。
⑩アンダー:ONYONE プレスティックPP T
ノースリーブもロングも最近はオンヨネ派。ミレーのあみあみ派でしたがこちらのほうが軽いし圧迫感がないところが良し。機能的にも〇。

装備② 必携品・補給食その他

続いて必携品と補給・サポート関連についてですが
必携品は過去のレースの経験とアイテム好きでここ最近で購入したものの使い心地と機能を鑑みてセレクト。
サポートついていただけるのでウェアで書いたように置き換え可能なので不安なしでした。

装備と必携品

①携帯カップ150ml:SEA TO SUMMIT
いつもはノースフェイスのものを使っているのですが、今回は温かいものも飲みたいので耐熱性があるこちらをチョイス。(結局、ノースはザックに着けていたので持ち歩いてましたが)
②ライト:PETZL スイフトRL
個人的には軽さと重量配分の関係でスイフトが合ってるんですよね。予備としてはLED LENSER NEO3。夜スタートで今回は2徹+夕方ゴール予定なのでF2でサポーターに渡して充電してもらいスイフト1本で行きたい計画。
充電中はmilestone Endurance Model MS-i1に交換.
③点滅ライト:Salerno LEDクリップライト
特にこだわりはないが充電式なのでレースではこれに。
④サバイバルブランケット:エマージェンシーヴィヴィ
昨年の経験を含めて仮眠時に使えるようにヴィヴィに。
(室内が多かったので使用はせず)
⑤レインジャケット・パンツ:TNF FUTURELIGHT Trail Peak Jacket/TNF Strike Trail Pant
今回は強い雨はなさそうなので軽めのものをセレクト。FUTURELIGHT Trail Peak Jacketは浸透性が高いので防寒着としても期待。
予備はTNF HYPERAIR GTX Hoodieを用意。
⑥防寒着/長袖シャツ:TNF VENTRIX Trail Jacket
定番のこちらを選択。プラスの防寒着としては着たまま走れるように山と道/アルファベストとSTATIC/ADRIFT VESTとアンサーフォー / アルファ ダイレクト ロングスリーブ Tシャツを準備。スタート時には山と道/アルファベストをもって、実際には送電線下の渋滞で着用して汗冷えせずに走れました。

大会当日

スタート前

今回は午前0時スタート。自分は第3ウェーブなので0:20。
会場入りはバスツアーだったので21:30頃。例年だとお昼過ぎなので食事したり、知り合いの方と話したりしてまったり過ごしますが、さすがに夜だと周りが良く見えない(笑)
軽くおにぎりを食べて、芝生の上で一休み。そろそろトイレでも行こうかと思ってみたら大渋滞。慌てて並ぶことに。トイレ待ちで20分以上かかるとは。

レース① スタート~F1富士宮 

予定3:00 結果 4:33

やっとトイレが終わったのがスタート5分前、そこからスタートゲートに並びますが第3ウェーブなのかみなさんのんびりムード。自分も写真を撮ったりしていたらスタート30秒前のコールでいよいよかと気を引き締めますが今回は不安が大きいなと感じながらスタート。

スタート前


今回は完走が目的なのでのんびりと。スタートしたまわりのみなさんもさすがFUJIお祭りなので楽しそう。同じウェーブの知り合いの方に抜かれながら「のんびりいきます」と声かけて大会の雰囲気を感じながら下り基調のロードと林道をゆっくり。

渋滞開始

そろそろ送電線下に降りるころかなと思ったら渋滞が。まあ、仕方ないかと写真撮ったり、防寒対策したりしましたがなかなか進まず。結局、40分ぐらい動き無くて体が冷えてきたのでレインを着たりして調整。動き出しても所々で渋滞しての繰り返し。個人的にはのんびり予定なのでまあいいかなと。送電線下を越えてロードに出るあたりでほぼご一緒していた女性の方に「関門間に合いますかね?」と話かけられて「?」。今回はラップとか時計を気にせずにレースに臨もうと考えていたので時計をあまり見ていませんでしたが午前4時をかなり回っていて「あれっ?」という感じ。「これは少し頑張って走らないとですね」と答えながら富士宮を目指します。正面に富士山が見えてきて「ああ着いたな」と時計を見たら5時まであと5分。後ろに多くの人がまだいたので大丈夫かと思ったら関門時間が伸びるというアナウンスと張り紙が。富士宮で朝を迎えるとは思っていませんでした。

レース② F1富士宮~F2麓 

予定10:00 結果11:32 区間6:58

予定よりも2時間近く遅れてのエイド到着でしたが、焦っても仕方ないので水分補給とバナナをいただいてライトをしまって、この先長いので予備のフラスクにも水をいれて1.5L持ちにして麓を目指して5分余りでスタート。
ロードをぼちぼちと進んでいたら沿道の方から「頑張れ~!」と声をかけられて「おお~頑張ります!」と声を返すと名前を呼ばれてびっくり。知った顔を見ると不思議なもので元気が出てきますね。
時間は遅くなっていますがここを焦っても仕方がないので、天子ヶ岳のトレイルのとりつきまではのんびりと。
さて、ここから苦手な長いのぼりが続くので少し気合を入れながらトレイルへ。苦手な登りのために練習会等で学んだ重心移動に気をつけながら黙々と上っていきます。いつもなら真夜中で渋滞もあってなかなか進まない感じですが、今回はすでに夜も明けちゃっているので富士山もよく見えて気持ちがいいくらい。とは言え上りは上り。脚を使わないようにリズムを重視して粛々と上っていくと天子ヶ岳に到着。意外と早く着いたと感じるくらい軽く上れましたが、ここからが天子の本番ということで長者ヶ岳、天狗岳とまだあるんかいという感じでこなしていきます。やっと熊森山の頂上について一安心。途中で横になっている方が多くみられて知り合いの方もいたりして夜を越してくるとさすがに眠気には勝てないのかな?と。
去年は夜で危なげだった熊森山からの下りも明るいとなんとかなるもんだと思いながらくだってロードに。
ここからのロードは思った以上に走れない!めちゃめちゃ予定よりも遅れていたのでへこんでマイナス思考になる気持ちと先々を考えてのんびりでいいんじゃないと思う気持ちの間を行ったり来たり。まだ、走り出したばかりなのにとりあえず次の麓についたら今後どうするか考えようというところに落ち着くというところで決着。 
ということで後編に。

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