【イベントレポート】学生向け共読イベント『Community Reading Labo』
ついに今冬の寒波が去り、
徐々に太陽の暖かさを感じるころとなりました。
まだまだ寒い日もありますが、
毎年節分を迎えると少しずつ春の気配を感じてきます。
こんにちは!学生スタッフの舛田愛美(あいみん)です。
今回は先日開催された、株式会社BPLさんとco-ba hiroshimaで共同開催した学生向け共読イベント『Community Reading Laboー自分の価値観を発掘するー』のイベントレポートをお届けします。
Community Reading Laboってなに?
「Community Reading Labo」とは、
当日その場でテーマ冊子を使いながら、テーマについて参加者がそれぞれに考え、その考えや想い・意見を共有し合います。
まずはアイスブレイク!
今回集まった参加者は広島の大学生で顔見知りの人もいれば、
初めてお会いした人もいました。
アイスブレイクでは、
『最近気になったニュース』を含めて自己紹介!
なかには地域開発に関わる活動をしている方が参加されており、
ルーラルエリアの新しいお店などを教えていただきました!
人によって興味を持つ情報の違いが明確であったので、
早速価値観の違いを感じられました。
今回共読する本はこちら!
今回のイベントでは、2022年に創刊されたフリーペーパー
『Z世代の新・起業論』vol.1・vol.2が紹介されました。
この冊子では、各地で「本当の豊かさとはなにか?」を
問いながら新事業に挑戦する方を取材されたものとなっています。
そして、このような時代において、
Z世代に向けて創業のヒントや生きていくうえでの価値観を
アップデートするきっかけを伝えていくことが目的になっています。
このイベントでは、冊子を読んだ後に、ワークシートを使って自分の考えをまとめ、一人一人考えをシェアするという流れで進められます。
冊子はコンパクトなつくりで、1冊10分程度で読むことができます。
ワークシートには、印象に残ったワードを書き出し、
なぜ印象に残ったのか、そこから何を考えたかなどを書きます。
シェアタイム!
それぞれが書いたワークシートをもとに、この冊子から感じた想いや考えを共有しました。
印象に残ったことは、基本的に自分の経験に紐づけられて考えを膨らませていたケースが多くありました。
例えば、
「現代の価値観がお金だけに偏りすぎている」
という言葉が印象に残ったという感想がありました。
この言葉は『Z世代の新・起業論』vol.1に書かれており、
参加者から、
「友達の誕生日プレゼントを買う時、何をあげるかよりも何円の物をあげるか、を考えてしまう。」
という意見が出ました。
どのような時に価値観がお金に偏っているだろうと
私自身の行動を振り返って考えたときに、
この意見にとても共感し、新たな気づきを得ることができました。
このように、同じ冊子を読んでいても、
印象に残った部分やそこから考えたことは、それぞれに異なっていました。
それにより自分と他人の価値観の違いについて認識できるのが、
この共読イベントのおもしろさです。
この人はどういう考え方をするのだろうか、
自分だったらどのように考えるだろうか、
といった視点から、他の参加者の考えを真剣に聞いておられました。
「明日から活かせる私の気づき」
最後に、自分の中で生まれた新しい価値観を今後に繋げていくために、
「明日から活かせる私の気づき」を一人一人用紙に書きました。
このように参加者同士で想いや考えを共有することで、
様々な価値観を発見したり、
既存の価値観を見直したりすることができ、
そして、自分は何が好きなのか、
何が豊かであるのかについての考えの幅も広げることができました。
学生である今、多くの方と繋がって自分自身を見つめることで、
さらにアップデートしていこうと感じられたイベントでした!
今回紹介された冊子は、
vol.1 「『お金』に偏った価値観への反抗」と
の2冊でした。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
また、『Z世代の新・起業論』の第3弾は来月末創刊されます!
学生向けに共読イベントも開催されるそうなので、
起業に興味がある人、周りの学生の考えていることが知りたい人など、
ぜひ参加してみてください!✨
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