【イベントレポート】響く名刺の作り方 ~supported by インサツビト~ デザイン編
いかがお過ごしでしょうか?co-ba hiroshima コミュニティマネージャーのみやこです。
日中は夏を感じるような日差しになってきましたね。徐々に湿度も高くなってきているように感じ、梅雨入りもすぐそこまでやってきているようです。
さて、今回は先日開催したワークショップイベント「響く名刺の作り方 ~supported by インサツビト~」のデザイン編のレポートをお届けします!
まずはインサツビトさんのご紹介
今回イベントを一緒に開催してくださった「インサツビト」さんは、創業100年を超える老舗印刷会社「株式会社中本本店」さんの提供されているサービスのひとつ。
実際のラボは、中本本店さんの本社1階にあります。ラボには、西日本初導入となる最新鋭のデジタルオフセット機Indigo7K(日本HP社)があり、実際にその場で印刷をして打ち合わせもできる施設になっています。(以前私もお邪魔して、興味をそそられるものが多くあり、ついつい長居してしまいました笑)
そもそも、なんでリアルな名刺が必要?
ワークショップに入る前に、そもそも、なぜリアルな名刺が必要かということを昨今の状況も踏まえながらお話いただきました。
ここ最近は、「はじめまして」がオンラインでスタートして、案件の終了時までオンラインで、実際に顔を合わせるということがないという状況もあるかと思います。
このような状況だからこそ、実際に相対してあいさつをする時は、
「一番最初に必ず相手に渡す物であって、最も印象付けの工夫をかけないといけない重要なビジネスツール」
に名刺がなっています。
つまり、
「名刺=最大の広告ツール」
ということでもあり、いかに相手に自分自身を記憶に爪痕を残すかが大事ですとのこと。その爪痕を残すには、「体感」と「体験」がポイントになってきます。
体感と体験を意識したデザインの名刺
そこで、体感と体験を意識したデザインの話に…
日本ではあまり普及していないものの、海外では「CMF」を意識したデザインが主流になっているとのこと。(CMFとは、Color : 色 Material : 素材 Finishing : 加工方法 のこと)
どんな色・素材を使いながら、どのように加工するかによって、出来上がりは千差万別に変わるので、相手にどんな印象を与えたいかを考えてデザインをするのがポイントになってくるようです。
私自身も以前いただいた名刺で、ドローンの形をした名刺を頂いたときに、その数秒で心をつかまれて印象に残ったという出来事がありました。
体感と体験を意識したデザインの名刺を渡すことで、次のアクション(連絡をしよう、話を聞いてみよう…など)につながるんだなとお話しを聞いて納得しました。
制作事例をみてみよう!
出来上がりをイメージしたデザインの大切さを教えていただいたところで、つぎに実際に制作事例を見せて頂きました。どの紙を使うか、はたまた、紙でなくフィルムなどの特殊素材を使うか、それと掛け合わせてどのインクを使うかなど様々な制作事例を見せて頂きました!
また制作事例を見せて頂く前に、
「名刺=コンセプトカード」
という意識でデザインすると方向性が固まりやすいのでいいですよというアドバイスもあり、制作事例を見ながら、みなさん自分の作りたい名刺のイメージを膨らませておられました。
デザインにチャレンジ!
制作事例を手に取ってみたところで、次は実際にイラストレーターを使って、特殊インキを使った際のデザイン方法を教えていただきました。(PCは持参必須ではなかったのに、持って来られた方が多くて、皆さんの熱量に感動しました✨)
特殊インキの制作時に気を付けないといけないこととして、
「制作するときの設定画面と出力用の設定を変えないと、出来上がりがイメージしたデザインと変わってくるので、注意してくださいね」
とアドバイスがありました。
このように一緒に操作しながら、具体的な内容を教えて頂けて、実際に印刷のプロの方から直接レクチャーしていただけるのがリアルイベントの強み。この機会に吸収しようとみなさん真剣に聞いておられました。
今は手軽にオンデマンド印刷サービスがあるものの、今回のように実際に制作事例を手に取ってみてイメージを膨らませながら出来上がりを考え、しかも印刷のプロに教えてもらえるというのは、オンラインではなかなか味わえない制作過程だなと改めて思いました🤔
次回は6月25日(土)印刷編をインサツビトで!
今回は時間に限りもあり、各自のデザインは宿題ということで、次回の印刷編までに参加者の方には作ってきていただくことになっています!それぞれにどんなデザインの名刺を作られるかとても楽しみです!ではまた次回^^
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