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変化はうれしい

こんにちは。コーチの三木未希です。
今日は、5月の終わりに「変化」について書いたコラムを
こちらにまとめてみようと思います。


変化しつづける?

よくスポーツ選手とか、おっしゃいますよね。
「わたしは変化し続けます」って。

成長=変化、は当たり前のものとして
外的環境に対応するために
今を生きること=変化、なのかもしれません。

コーチングのキーワードには「変化」がよく使われます。
わたしは、この「変化」という意味を狭いものでとらえていたので
(一言でいうと「自己同一性の否定」ととらえていました)
そして、世間にもそのような人が多いように思うので
「変化」について、説明する機会を意識的に持つようにしました。

ご参照→「変化はうれしいこと」
    「受け入れて、手放して。そして進め!」ほぼ日の塾

変化はうれしいこと、そのように皆が思えるようになったら
変化は怖くない、と思えるようになったら
もう少し、ひとりひとりが生きやすくなるのではないかなあと思うのです。

とりあえず話を聞いてくれる上司
興味をもって新しいメニューを喜んでくれる家族
最新のおしゃれをためしてみるおばあちゃま
そして、何があってもなんとかなると思えるわたし。

どうですかね?
どうしたら、そんな自分になれると思いますか?


変化はどうやって起こるか

どうしたら「変化がうれしい自分」になれるかを考える前に、
変化はどうやって起こるか、見てみましょうか。


まずは
知ること

今までの自分とは違うこと、もの、考え方、生活習慣、などなどを知ること
これがまず、手っ取り早いです。
自分の中から生まれるのを待つよりも、よっぽど早い。
自分の中から新しいものを生み出すためにも、
新しいことを「知ること」は大切です。

「学ぶこと」と言い換えてもいいかもしれません。

このためには、とりあえず知ってみる、という姿勢が大切でしょう。


そして
行動すること

とりあえずやってみる、試してみる、行ってみる、食べてみる、考えてみる
これをやらないと、先には進みません。
やってみないと、いいか悪いかもわかりません。

「ああそれ、知ってるよ」で止まらずに
やってみちゃってほしいのです。

やってみたいけど・・・の壁は、コーチと壊していきましょう。


そうしたら

無意識に何かが変化しているはずです。
行動が変わったら、自分が変化します。
行動が変わったら、周りの環境も変化します。
そしてまた、知って、学んでいくのです。変化ってこの繰り返し。


どうすれば、とりあえず知ってみる、やってみると思えるかって?

これは、とりあえず
そういうものだ、と思って生活してみてください。


知ることをやめたら変化しない?


結論、そうです。と言っておきましょう。

人は(あまりこういうことは言いたくありませんけれど)
年をとるにしたがって「このままでいい」と思うようになりがちです。

これは、ある意味しあわせなことで。
このままで幸せだから、変化したくない(しなくていい)と思うのです。

でもそれでいいですか?

あなたが変わらなくても、環境は変わります。
まあ、その時に気づいて、その都度変化していくものアリでしょう。

でも、常に変化していく人って素敵ではありませんか?
これはもう、個人の好みの問題なので強くは言えませんが
頭が柔らかいね、素敵な人だね、と言われる人って
たとえば、こんな人ではないでしょうか。

新しいお笑いについていける、とか
最新のファッションを(着なくても)認められる、とか
食べたことのないお料理にチャレンジする、とか
これは死活問題かもしれません。新しいテクノロジーを使える、とか

できた方が、いい人生じゃないですか?
(違う、という人がいることもわかっています)

その結果、新しい友人が増えたり、違う世代の人と話が通じたり、
なんでも自分で解決できたり、美味しい味を知ることができたり。

そうすると、周りの環境が変わりますよね。
そしてさらに、新しい何かを知っていきます。


ここまでのお話をたとえてみれば。最近ではzoomでしょうか。

知らないと、意見も持てませんし、使ってみることもできません。
知るためには、周りの変化に気づかないといけません。

あれ?最近テレビが変わったな、とか。
みんなが言っているzoomってなんだ?とか。

まず、知りました。zoomってものがあるんだな、と。

そして、
けしからん、わしは使わん。と決めたら
そこで終わりですね。先には進みません。

「ほう、とりあえずインストールしてみるか」

すばらしい一歩です。
使う機会はないかしら。さらに知る機会を増やします。

「まあ、zoomでお料理教室なんかがあるのね。参加してみましょう」
はい、行動です。

zoomのお料理教室に参加してみました。
期待通りでなかったとしても
使わないよりも、経験はできたでしょう?
そこから派生した、別のプログラムに興味を持つかもしれません。

zoomについても
まあ、使い勝手になんやかんやと言いたいことはあるでしょうけれど
使ったことのないお友達を誘って、お話会なんかをしてもいいかもしれませんよ。

そう、次はあなたが主催者です。とりあえず、やってみてはどうですか?
そうすると、参加者ではなく、主催者としての新しい学びが生まれます。

これ、一足とびでは難しいことに気づかれましたか?
道のりって意外と大切かもしれません。
くるくるくると、螺旋階段のようにステップを踏むのでしょう。


「けしからん。使わん」で終わっていたら
この変化はなかったはずですよね。


以前、初体験学会会長のことを書きましたが
新しい体験は意識的にしていかないと、無意識は流してしまうのです。


気づいて、とりあえずやってみる
変化はまずここから始まります。


知っていることを、どうする?


変化しつづけるために、ひとつ心がけていただきたいことを書きます。

知っていることも、新しい目でみる


これも、そんなもんだと思っておいてほしいです。

どういうことかというと。
わたしがティーンの時に、
よく親世代の人に言われたことを例にしましょうか。

当時は60年代70年代のファッションがリバイバルで流行っていまして
仕立ての良いオーダーメイドやハイブランドのワンピースやコートの古着、
ベルボトムやマキシスカート、サイケ柄なんかがおしゃれでした。

これを見た親世代の人は大抵
「へえ、わたしらの若い時もそんなん流行ったわ」と言いました。

以上、終わりです。


古着を着る方はお分かりかと思いますけれど
当時の古着を当時のコーディネートで合わせると、それはださいんです。
いや、なりきりもファッションである、という意見もありますけれど
それは、ちょっとコスプレに近くなります。
今のコーディネートは当時とは違う。
そこにおしゃれさが出るものだと思うんですけれど

「それ、わたしの若い頃も流行ったわ。今は当時とどう違うのかしら」
くらいに興味を持たないと
良い変化は起こりえませんよね。

同じように和装でも
昔のルールのままで
「それは違う」「本来の姿ではない」と決めつけてしまうと
着こなしになんの変化も生まれません。
ご自身ではいいかもしれませんが、
周り(環境)と比べてださかったりする恐れもあります。


たとえをファッションにしたので
「別にいい」という声も聞こえてきそうですけれど
これ、何事も同じですからねー。

ぜひ
知っていることを新しい目でみて、
さらによく変化しちゃってください。


まとめ

・変化は大事だ、と思ったら、変化しましょう

・変化は「知ること」「行動する(やる)こと」で起こる

・とりあえず、という姿勢大事

・変化するなら、知っていることも新しい目でみてみる

・無意識は「今まで通り」が好き。意識的に新しい体験を




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