見出し画像

自分の体験から振り返る、より効率的なトレーニングの順番

私なりに自分の方法を振り返って考えたとき、最も早く上達する、スコアアップが実現できる手順を紹介したいと思います。
 まだ100切りを達成していない方が、これだけをやればすぐに70台とは言えません。練習する過程で、ある程度の数のボールを打つ必要はあると考えているからです。ただ、やみくもに数をこなすのか、良質なインパクトとは何かを考えながら打つか。行う方法によって成長度合いに差が出てくる、ということです。


①インパクトの理解(徹底した座学)


ゴルフクラブとボールとの接点であるインパクトを正しく理解している人はあまり多くありません。
映像や、写真などでインパクトの瞬間を見たり、自分のクラブをスローでボールにぶつけたりしながら正しいインパクトを理解することが重要です。
私はダウンブローをゴルフを始めてから4ヶ月間理解していませんでした。この期間は今振り返ればとても良い期間でしたが、ダウンブローを最初に知って入ればもっと早く成長できたのではないかと思います。
・アイアンのダウンブロー
・ドライバーのレベルからアッパーブロー
・インパクトの後ろの重要性
この3点を先に座学で頭に入れておくことで、その後の実際にボールを前にした時の練習の質が変わり成長は早くなると思います。


②30ヤード以内のトレーニング(地道な小さなスイング)


本書で中心的に紹介している、スモールスイングのトレーニングです。
本書で紹介しているドリルなどを中心にゴルフを始めた直後から、徹底して行うことで、成長は加速すると思います。
全てが凝縮されており、最も高い技術が必要な領域を先に抑えてしまうことで、その他のショットの成長も早くなると思います。


③素振り(スイングリズムの構築は部屋でもできる)

スイング棒を利用した素振りを毎日1回でも行うことで、ゴルフにおける無意識の部分を強化します。
スイングのスタートとゴール、そしてインパクト後を意識することでより高い効果を得ることができます。


④2メートルのパター練習

市販の2メートルのパターマットで、ひたすら2メートルのパターを練習することをお勧めします。
時には左手一本のドリルも交えてください。
究極のスモールスイングのパター練習を取り入れることで、インパクトの質はどんどん高く、繊細になっていきます。


この4つはとても地味に見えるかもしれません。
ただし、いち早く上手になりたいゴルファーはこの騙されたと思ってこの4つを3ヶ月くらい徹底して行うことでその先に大きな飛躍があることを約束します。
これは、私が1年間でやってきた無駄を省くゴルフの練習の中からさらに無駄を省いて、重要なもののみを残した究極のゴルフトレーニングだと思っています。

ゴルフは、多くに方々が大好きなスポーツです。
と同時に多くの方々がなかなか上手にならないことに悩んでいるスポーツでもあります。
数あるスポーツの中で、ゴルフは最も難しい部類に入るスポーツだと思います。
でもだからこそ、多くの人が魅力に感じるスポーツでもあります。
一つ言えることは、大切なことは地味なことを積み上げた先にこそあるということです。
仕事などで成功をされている方々はそのことを重々承知していることと思いますし、下積みをしっかりやってきたから仕事人としての今があると思っている人も多いと思います。
ゴルフも同様です。
もっともっと楽しみたければ、もっともっと地味なことを練習するしかないのです。
練習の成果がコースで出た時には最高の喜びを得ることができます。

「さて、まずは練習に行きましょう!」「地道な練習を楽しみましょう!」
その先に、抜け出せなくなるゴルフの奥深さが待っています。

※自著:1年で70台に突入する30センチトレ!より一部抜粋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?