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コーチングが目指すのは"根本療法"

合同会社Coaching4U代表の渡邊です。

突然ですが皆さんには、何か悩みがありますか?

私は、その皆さんが抱える悩みについて、
・本当に悩みの原因そのものについて悩んでいるのか、
・思いついた解決手段が本当にその原因にアプローチするものなのか、
ということをよく考えなければならないと思っています。

例えば、皆さんは風邪をひくと熱を出すと思います。

この時に多くの人は”熱があること”自体に悩み、その熱をどうするかということに知恵を絞り、結局解熱剤を飲むと言う対症療法的な選択肢を取っていることが多いと思います。

しかしこの場合、体内の細菌やウィルスを退治するために身体を発熱させるという手段をとっているので、熱そのもの自体は原因ではありません

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また、体内の細菌やウィルス自体も原因そのものではありません。
そもそも、人間には免疫機能が働いており、その免疫機能が正常に機能していれば、正常な状態が維持されます

本当は、その免疫機能を低下させるような生活習慣・メンタルや環境が原因なのです。

そして、本当の原因である生活習慣・メンタルや環境を改めるのが根本療法です。

根本に手を打たずに、症状だけを抑えるようなアプローチを繰り返していても、結局同じことが繰り返されるだけです。だから、根本にアプローチする事が大切です。

これはコーチングでも同じことが言えます。

例えば、
仕事中にとてもストレスが溜まるので、瞑想、マインドフルネスをしてそのストレスを減少・緩和している場合も、”ストレス”自体を原因として捉えがちですが、本当にそうなのでしょうか?

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ストレスが溜まって飲みに行かないとやってられない、と言う話も全く一緒です。

あなたがもし、内面にあるビリーフと合致した、またはそれに近い仕事や環境を選択している場合、そのような過度なストレスは本当に起きるのでしょうか?

私はそうは思いません。

そもそもあなたが、
ゴールを持たずhave toの環境に身を置いている事や、「仕事とは我慢をするものだ」と言う信念に自分自身を縛り付けた結果、その過度なストレスが生まれているのです。

もしそうであるならば、改めるべきは、その環境にいることを選択している選択・判断そのもの、またはその前提となる貴方自身のビリーフです。

コーチングは、
あなたに対処療法的なその場限りの「気休め」を提供するものではありません

だから、コーチは、時に「厳しい」と思われるような「現実を直視させること」を言うことがあるかも知れません。

しかし、あなたがhave to地獄を脱しwant toを見つける、その変化のためには根本にアプローチする事が必要なのです。

皆さんがセルフ・コーチングをする時にも同様で、「対症療法」ではなく「根本」に手を打つように心がけてください

例え現実を直視することが一時的にしんどくても、あなたのかけがえの無い、一度きりの人生をより良くするためには必ず必要なことです。


[執筆]渡邊佑(Coaching4U代表・苫米地式コーチ・TICE式コーチ)

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