【言葉の選択を大切に】

日頃、呼吸するのと同じ様に使っている言葉。その言葉の選択はとても大切です。なぜなら、言葉があなたの人生を決めるからです。
今回は、上手な言葉の選択方法を記入していきます。

■目次
１）言葉があなたの自己イメージを作る
２）自分への言葉をポジティブにしていく方法

１）言葉があなたの自己イメージを作る

自己イメージ（自分は、〇〇な人間であるというイメージ）に基づいて、
人は物事を知覚し、解釈し、行動します。

自分は、ポジティブな人間だ！というイメージを持っている人は、ポジティブに物事を知覚・解釈し、ポジティブ な行動をします。

そして、その自己イメージを形成するのは自分に向けられる言葉になります。

自分に向けられる言葉は、2種類あり、
１つ目は、外部から自分にかけられる言葉
２つ目は、自分自身で心の中でかける内なる言葉（セルフトーク）
になります。

ポジティブ であるという自己イメージを持っている人は、
外部から「ポジティブだよね」等の言葉をかけられたか、自分自身の心の中で「私は、ポジティブだ」と意識・無意識的に言葉がけをしています。

自分にかけられる言葉をとてもネガティブではなく、ポジティブにしていく事、ポジティブな言葉を選択していく事が豊かな人生を生きる上でとても大切になります。

２）自分への言葉をポジティブにしていく方法

１つ目の外部からの言葉は、ポジティブな言葉がけをしてくれる人に
周囲にいてもらう事、ネガティブな言葉がけをしてくる人から距離を取る事で、ポジティブな言葉を多く受ける事ができるようになります。

人は他者の話を聞いている時、他者の話している言葉に対して３倍の速度で脳内で自分自身、その言葉を発しています。そして話が止んだ時は、６倍の速さで他者の言葉を脳内で発しています。

そうして、脳の神経細胞に蓄積されて、言葉の中身が事実かどうかは関係なしに、言葉通りの自己イメージなります。

なので、自分の周囲の環境はとても大切です。

2つ目の内なる言葉（セルフトーク）は、意識して意図的にポジティブな言葉がけをしていく事で、自然と無意識でもポジティブな言葉がけができるようになります。人間は意識・無意識含め、1日で5万回以上、言葉を自分自身に発していると言われています。

脳はリスクを回避するために注意しないとネガティブなことに注目し、ネガティブなセルフトークを無意識でしてしまう習性があるので、意図的にあえて、ポジティブな言葉がけを習慣化する事が大切です。

そして、何かミスやうまくいかなかった時は、現実を受け止めた上で、「自分らしくなかったな。次はもっとうまくできる。」と言葉がけを意図的にする事が大事です。

まとめると、自分への言葉がけで上手な選択するためには、自分へポジティブな言葉をかけてくれる人がいる環境を選び、自分自身への言葉がけは、意識して意図的にポジティブにすることが大切です。

［執筆］佐藤光司（Coaching4U認定コーチ補）/［監修］渡邊佑（Coaching4U代表・苫米地式コーチ・TICE式コーチ）

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