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「しなければならない」を無くす方法

みなさんは「やりたい」か「しなければならない」か、
どちらの動機で生活する事が多いでしょうか。
自分の人生を豊かに生きる上で大切な動機づけについて記載していきます。

■目次
1)
建設的動機と強制的動機とは
2)want to~で生きるためには


建設的動機と強制的動機とは

建設的動機とは、「やりたい!(want to)それを選択する!(choose to)それが好きだ!(like to)」のような内部の気持ちに基づいた動機(内発的動機)で、
強制的動機とは、「しなければならない(have to)、さもなければ~(or else)」というような外部の恐怖に基づいた動機(外発的動機)です。

皆さんは、日々の生活をどちらの動機で生活することが多いですか?
また、どちらの動機で生活する方が幸せでしょうか。


容易にイメージが出来ると思いますが、建設的な動機で日々過ごす方が、
自分らしく幸せに人生を生きる事ができます


自分の意志・気持ちに素直に生きる事は幸せに直結しますし、
取り組む物事の生産性も高くなります。
無意識も味方に身に付けることができるので、創造的な思考が働き、やりたいことに向かって邁進する事ができるのです。

反対に強制的な動機で日々を生きることは、
自分の意志ではない事をやらされている事に繋がり、無意識レベルであなたのエスティームやエフィカシー(自尊心や自己効力感)は、傷つけられます。なので自分の意志で決断する事がどんどん難しくなっていきます。
(※やらされている→やりたい事ができない自分→能力がない自分)

また、強制的な動機だと、取組む物事の生産性は下がります。
なぜなら、人は物事を他人から強要されると、無意識で反発したくなる現象(プッシュ・プッシュバックの法則)を起こすためです。

誰かに強要されるとやらない理由を無意識レベルで創造(創造的逃避:クリエイティブアボイダンス)します。

例えば、宿題しようかなと思っている子供に、親が「宿題をしなさい!」
と言うと子供が一気にやる気をなくし、元々あった意欲も消え、宿題をしなくなる事などは、このプッシュ・プッシュバックの法則が働いています。

2)want to~で生きるためには

強制的な動機ではなく、建設的な動機(want to~)で日々を過ごすためには
2つのステップがあります。

 

1つ目のステップは、自分の動機を観察する事です。
目の前で取り組んでいる事がは、誰かに強制的にやらされているのか、それとも自分で選んだ事なのか、を客観視して観察します。

2つ目のステップは、気づいた強制的な動機に対して、自分と語り合い”自分の意志でしたい”と思える理由を見つける事です。

例えば、会社にいかなければならない。と思っている人は
「なぜこれをするのか。これは自分の意志なのか」と自身に質問をしてみてください。

極端な話、会社に行きたくなかったら行かなくても良いですし、
クビになったら生活保護を受け生きていくことができます。

自分の意志で、成長したい!お金を稼ぎたい!社会貢献がしたい!等
という理由(建設的な動機)が見つかるまで、自分と語り合ってください。

やらなくてはいけない事は、滅多にありません。
そのように外部・世間に思わされているだけです。


今いる環境・行動をご自身の意思で選択し、決断していると言う状態が、
自分の人生を豊かに生きるという観点でとても大切なのではないのでしょうか。

[執筆]佐藤光司(Coaching4U認定コーチ補)/[監修]渡邊佑(Coaching4U代表・苫米地式コーチ・TICE式コーチ)


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