私益とセルフィッシュ
作家の塩野七生さんの著書「想いの軌跡」(2018)の中に
『祝辞』という文章があります。
これは、1993年防衛大卒業式での塩野氏の挨拶があまりに素晴らしく
拍手鳴りやまずネット上で話題になりその後この本に収録されました。
(なんと25年後!)
この中で私の好きな一節が「私益のよき追及は公益の達成に通ずる」
そしてこう続きます。
「そして、この考え方が正しいことは、歴史が実証してくれています。」
この考え方はWSCでも伝えているセルフィッシュにも通じています。
セルフィッシュとは自分を大切にすること。私益のよき追及ですね。
トマス・レナード著『selfish』にも
「セルフィッシュになれば、巡り巡ってこれまで以上に他人に対して広い心で手を差し伸べられるようになるからだ」
と書かれています。
私を突き詰めると私たちになる。
これは歴史が実証してくれているそうですよ。
わが敬愛する塩野七生氏のお言葉。早速実行します。
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