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ストレス対処と行動活性化技法

先日、横浜国立大学 教育学部髙本真寛准教授のZoom講演を拝聴しました。

テーマは「ストレス対処の考え方」です。

その中で興味深かったのをご紹介します。(以下講演資料より引用)

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If-then形式による実行意図の形成
• 「もしも〇〇ならば(if),そのときは△△する(then)」
“既有知識や態度”と“行動”の結びつきを強める
行動生起のきっかけとなる刺激の検出力を高める(Gollwitzer, 2011)

例えば,
• (パターン化・自動化された)恋人間の
• 相互作用はif-then形式の知識として保有
• (Murray & Holmes, 2011)
→実行意図の形成はパターン化された相互作用の修正に効果的
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平たくいうと、ストレス対処は「いつものパターン」に加えて、
更なるバリエーションを予め準備し、レパートリーを増やして
おくのが大事だそうです。

そしてその方法は「行動活性化技法」といい、ワークシートが
配布されました。

内容は、
1. 活動(方略)のアイデア探し
2. 楽しさと達成度の評価
3. 活動計画を立てて実行する
とのこと。

これってコーチングの流れに似てますね。

個人でワークシート記入ももちろんいいですが、対話はもっと効果あるかも、と感じました。
ストレス対処にもコーチング活かすことできそうです。

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