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忘れ物は誰のもんだい?


子どもの持ち物ってたくさんありますよね。

いよいよ2年ぶりに水泳授業も復活しそうで
そうなると水泳グッズも不定期にねじ込まれてきます。

幼稚園までですと、字が読めない子供と準備なのでどうしても親の手が必要。

では、小学生は・・・?

私自身は忘れ物が大嫌いだった

私は今振り返ってもびっくりするくらい失敗や周りに指摘されることが嫌いでした。

そのため、忘れ物も自分で率先して確認するような子。

母が働いていて忙しく、あまり私に構ってくれる状態じゃなかったので
自然と自分でせざるを得なかったというのもあるかもしれません。

とにかく一度でも忘れようものなら
恥ずかしくて恥ずかしくて・・・
顔を真っ赤にしてうつむいていた自分を覚えています。

じゃあ息子は?

小学生の息子は声をかけないと準備するということすらしません。

筆箱に鉛筆が入っていないという謎の現象も多々。

荷物の整理が得意じゃないことに加え、
大半の忘れ物は借りてしまえばいいという考えの持ち主です。

保護者会で・・・

小学校入ってしばらくは持ち物にうるさく言っていた私も、あまりに反抗的な態度の息子を前にたまには失敗してみたらいいと思ってしばらく言わないでいました。

ところが

保護者会で言われるんですよね。

「おうちで声をかけるようにお願いします。
 お子さんと準備をお願いします。」

事情を話しても、
先生としては授業に差しさわりがあるほうが困るとのこと。
(そりゃそうよね)

そのうえ真面目な性分の私です。

先生に迷惑をかけてしまったことが申し訳なく、
また家に帰って子どもと忘れ物と戦う日々です。

でも忘れ物は誰の課題なのか?

アドラー心理学には以下のような考え方があります。

「課題の分離」
自分の課題と他人の課題を切り分けて考えること
行為の結果が最終的に誰に降りかかってくるのか?降りかかってくる人の課題である。

じゃあ忘れ物は?

間違いなく息子の課題なのです。

でも、息子にとって課題ではない。

なので「共通の課題」にすることにしました。

「共通の課題」
相手が自分の課題について相談したり、依頼してきたこと

私:『忘れ物したらどんな気持ち?』

息子:『えー。まぁ嫌かなぁ。』 

私:『何が嫌なの?』

息子:『先生に言ったり借りたりかな』

私:『そっかー。じゃあどうしたらいいかなぁ?』

息子:『前の日に準備する…かな。』

よしっ!このままの調子で

…と言いたいところですが現実は厳しい。

夕方は疲れてますし、朝も弱い。

そして、何も変わらないと
『この前、前の日に準備って約束したよね!?』っと
怒りモードになる私…

楽しみな行事だと自主的にやる

でも毎日準備しないわけじゃない。

遠足やキャンプの日は前の日からワクワク準備してる!

そうなんです。

できないんじゃないの。

やらないの。

ワクワクすることしかやりたくないの。

じゃあどうする

仕度ボード準備したりしましたが
我が家には馴染みませんでした。

…と、いうことで…

ゆっくりゆっくり

夜ご飯食べたら、
連絡帳を出して学校の準備…を

息をするかのように定着させるべく

今日も声掛け頑張ってます!

ちなみに小学校3年生です。

子供それぞれペースがあると思っているので
このあたりはSNSの情報はシャットダウン。

小学校の間に習慣にしたいな。

長い目で見ていきたいと思ってます

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