背中を押さなくたって、無理なく前に進めるように
今に始まった話ではないのだけれど、
学びたいこと、興味があることが山ほどある。
今日もその優先順位を考えながら
あれもこれもって考えていたんだけど、
最近の興味関心の多くは
こころや身体を軽くするためのこと
だと気づいた。
例えば健康とか美容でいっても、
なにかをオンするというよりも、
デトックスとか余分なものを削ぎ落として内側からきれいにしてくれそうなものに惹かれるし、
全体的に、何かを新たに身につけるぞーーっていうよりは、軽やかになるために学びたい。
それは自分のために、でもあるけれど、
だれかの役に立てるかもしれないしね。
って、思ったところで、
ああ わたしは今、
『役に立てる=こころを軽くする』
って思ってるんだね、と気づいた。
前はたぶん、
『役に立てる=背中を押す』
みたいに思っていたように思う。
役に立てる人でありたくて、
もっと学ばなきゃ、
もっと知識を得たいって思ってた気がする。
そうでなければいけない
=今の自分ではだめだ
そう思っていた頃のわたしは、
軽くなるどころか、装備を固め、重かった鎧をさらに強化しようとしてたんだよね。
そんな何重にも着込んでいた鎧を、少しずつ外してくることができた今は、軽やかに進めるように学び続けたいと思ってるし、それを誰かに還元できたら嬉しいと思ってる。
だって、
背中を押さなくたって、
心が軽くなったら自分で進めるしね
コーチングってそもそもそういうものだし、
前も頭ではわかっていたはず。
でも
ほんとうの意味でそうは思えていなかったのかも、って今振り返ると思うのは、
わたし自身が軽くなれていなかったからで、
わたしはわたし自身の背中を一生懸命押そうとしてたからなんだろうな。
がんばれ、がんばれ、って、
自分を励ましてきたつもりだった。
がんばれがんばれって
自分を鼓舞してきたつもりだった。
それによって進めたときもあったと思う。
だって、ドンって押したらモノもひとも前に進むものだから。(物理的に)
でもわたしには、まだはずせていない重りが残ったままだった。押して進んだとしてもそこでまた立ち止まる。
だからまた押す。いやいやもっと頑張らなくちゃ。がんばれがんばれって。
そんなことを繰り返してきたんだ。
進めないものを押し続けるとすり減るし、
無理な負荷をかければ倒してしまうこともある。
自分で自分を苦しくしてたんだよね、あのころは。
*
わたしたちコーチの仕事は、
背中をドンって押して押して進むのを助けるわけではなくて、自分で無理なく進める状態にするサポートをすること
トンって手を添えることはあったとしても
(ほんとうにおくわけじゃくてね)
その目的は押すことじゃなくて、
だいじょうぶだよ、って安心してもらうため。
道がわからなくなったり
迷ったりすることがあれば、
先の道を照らすのが役割。
そうしてみえた道を、
自分で選んで、自分の足で進む。
できるのは、そのためのサポートだ。
これまでもわかっていたはずなのに、
学んできたつもりだったのに、
わたしは抱えて生きてきた重りをそのままに、自分の背中を押し続けてたんだなぁと振り返ってる。
*
そんなわたしも、
コーチの力を借りたり、書いたり話したりしながら自分に向き合うことで、
どこにあったかすらわからなくなってた重りをようやく見つけ、それを少しずつ少しずつ外してくることができたわけなのですが、
そうしたら、
今までってなんて重たかったのかしら!
って思ったくらい軽くなったし、
そこから先に新しい希望がみえたように感じた。
こんな感じで
軽くなることの効果、
軽くなることの必要性を体感したわたしは
やっぱりいいな、コーチングって思ってる笑
もう一度コーチングに出会いなおしたような気もしてる。
だから、これからも、
「軽やかに進む」をサポートするために
わたしは軽やかで在りたいし、
「自分を生きる」を応援するために、
わたしを生きる、を体現して生きていきたい。
だから学び続けたいし、学び続けよう、って思ってる。
*
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