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娘の「好き」について、母としてできること

娘たちの好きなものに
できるだけ興味をもちたいとは思ってる。

そうはいっても、同じ熱量で興味をもてない場合もあるんですよねー、という話をかこうと思う。

たとえば長女(高1)は今、とあるジャニーズのグループが大好き。

彼女にとって尊い推しの動画や画像をみては
癒されたりキャーキャーいっているのだけれど、


彼女は自分が楽しむだけにとどまらずw
わたしや妹にも情報を共有し
熱心におすすめしてくれる。


今回のジャニーズのグループを好きになる前、
K-popの女の子のグループを推していたときもそうだった。


 “思春期の娘が、自分の好きなものを
  共有したがってくれている“

それは母なわたしにとっては嬉しいことであって、
極力一緒に楽しみたい、と思うし、
できるだけ興味をもちたいとも思ってきた。

だから、前は誰が誰だかわからなかった(みわけがつかなかった、ともいうw)彼らの顔と名前も今はちゃんとおぼえたし、

ひとりひとりの個性も魅力も
わかってきたつもり(娘から聞いた範囲だけど)。

彼ら(彼女ら)はわたしからみても
もちろんかっこいいし、かわいくて、

たくさんみていたら応援したくもなってきた^^


そ う な の だ け ど。


わたしの彼らへの思いは
いまのところ、そこまでなのだ。

「むすめの好きなアイドルグループ」というところどまりで、わたしの推しにはなり得ていない。


だから、たとえば
ほかにやらなければいけないことがあるとき、
ほかに考えたいことがあるときは、

いつもいつも娘と同じようなテンションで興味を寄せることができるかというと、、

そうしたい(そうしてあげたい)と思いながらも
今はちょっと無理だ、というときもある。



そういうときは、
あとでみるね、と言ったりするのだけれど、

そうすると彼女はとてもがっかりした顔をする。
場合によっては、イライラもする。


それがわたしにとっては
けっこう心に負荷がかかる。(つまりストレスだ)


きのうもそんなことがあったのだけど、

娘はがっかりした様子で(不機嫌ともいう)部屋に戻っていく前に、

「ママが○○ちゃん(近所の仲良しのママ友)みたいだったらよかったのに」と言いのこした。

そのママ友は、本人曰く“ガチのジャニオタ”で、
目当ての推しを、娘の比にならないくらい、
それはもう熱心に推しているのだ^^


確かにそうだね。

娘と同じくらいに同じグループを好きになって、
一緒に動画見てキャーキャーいって、
ライブ申し込んで一緒に当落をみて喜んだりがっかりしたりして、、

って楽しそうだよね。

わたしだってそう思うし、
思春期娘がそうしたいと思ってくれるのも嬉しいことだと思う。


それなのに。。

なんか、ごめんね、、
と、そこまで はまりきれない自分が
なんだか申し訳なくなってきたりもした。。

わたしがきのう、
娘の推しが登場しているおすすめの動画に
娘と一緒にキュンキュンできたら
よかったんだろうなぁと思ったり、

いやいや、でもそれはなかなか難しいかな、、
と思ったり。。


で、結局,

でもさあ・・・
そんなこといっても、、、

しかたなくない??


というところに行き着いた 笑

そりゃあ、
同じ趣味を、同じくらいの熱量で楽しめたらすごく幸せだし、楽しみも2倍な気もするけれど、

それぞれ別の感性をもっていて、
価値観も、今大事にしたいことも違うのだから。


と、思ったところで、

これって、夫婦や恋人のパートナーシップにおいて
あるあるのやつじゃない、と気づいた。

できれば趣味を共有して一緒に楽しめたらいいけれど、そうはいかないときがあるよね、というあれ!^^

そう考えると、

お互いの好きや価値観を尊重しつつ
無理をしすぎない関係性


それでいいはずだ。



そうだった。

わたしが母としてできることは、

娘たちの興味に、最大限寄り添うこと。

一緒に楽しめることは楽しんで、
自分が同じ熱量がもてない範囲については
その想いを尊重し、見守ることだ。



できればこれからも一緒にいろいろなことを
経験できたらいいし、
その中から一緒に楽しめることも
増えたらいいなと思う。


あ、でも考えてみれば、わたし、

むすめの推し活は一緒にできなくても、
一緒に娘の好きな辛いものを食べにいくのは好きだし、服を一緒に選びに行くのも楽しめているもんね。


残念ながらご一緒できない推し活については、
共通の好きをもつ友だちとの出会いや関係性を
楽しんでいってくれればいいのだ。


そういう話でいうと、

前述のママ友と娘は、頻繁にLINEをやりとりしたりして推しの情報を共有する関係で、(ときどき見せてくれるそのやりとりはまさに友だちどうしのやりとり^^)

娘にとって彼女はともだちのママというよりも
もはや同じ趣味をもつ“オタとも”であり、
お互いが癒しの存在になっている様子w

(彼女の娘は残念ながらジャニーズに興味がないらしいのだ)

だから、もうそこの部分はママ友に任せた!!^^
(これまでも任せてたけどね 笑)


そういえば、

先日みた映画『メタモルフォーゼの縁側』も
共通の好きなもの(BL漫画)があることで
年の離れた(58歳差)のふたりが友だちになり、
お互いを癒し、それぞれの世界を広げていくお話だったけど



 自分が好きなものを、
 いいよねー、これが素敵だよね、
っていえる存在がいるって
すごく嬉しくて、幸せなことだよね。


娘たちにとって、
わたしもそのひとりになれるにこしたことないけれど、

それは別に、わたしでなくてもいいのだ。

わたしはわたしとして、
自分の好きを大事にしながら、
娘たちを見守っていけたらいいんだよね。^^



***

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