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【経験談】司法試験予備試験の受験を諦めた話。私の挫折した資格について

こんにちは!わくやです。
今回は私が、予備試験の受験をあきらめた話についてお話します。 何かしらの資格試験撤退を考えるときにもったいないな。。って思うのは 「ここまで勉強してきた時間とお金がもったいない」という気持ちからだと思います。 資格試験の学習に取り組み、何回か不合格になっている場合は進むべきか退くべきか迷いますよね。
「諦めるな!」というのは簡単ですが、私は楽しく学習することも大事だと考えます。実体験を見て「こういう人もいるんだな」という認識でいてください!
それでは、私の諦めた理由について説明します!!

①ライフスタイルの変化による学習時間の低下

予備試験の学習は大学4年生より始めました。社会人1年目からパートナーと同棲をはじめ、その年の9月に結婚しました。そして、社会人2年目の10月に第一子が出産したこともあり、ライフスタイルが非常に変わりました。働きながらの学習は平日2時間が限界でした。そこで家庭や育児に関わるにつれて、可処分時間が著しく減りました。電車の往復1時間と夜1時間の計2時間が最大でした。学習時間は減る一方で、全体的な問題演習量も下がりました。予備試験の学習は法律科目の短答/論文と多くの科目があり分量も多かったため問題集を周回するだけでも大変でした。後悔することは良くないですが、今思うと社会人1年目ですぐに受験しておけばよかったと後悔しています。完璧主義じゃなければよかったと思います。

②問題分量の多さ

予備校のどの先生からも「論文式試験が予備試験のヤマ」といわれるので型に当てはめてなるべく書く習慣を身に着けていました。民事訴訟法以外はある程度かけるようになっていて嬉しかったことを覚えています。ただ、論文式試験に進むためには短答式試験に合格する必要があるのですが、短答過去問が非常に難しかったです。
直前期に詰め込めばいいって聞いていましたが、合否を分ける問題についてはなかなか細かい知識が問われました。また、一般教養が予備試験にはあるのですが非常に難しいのです。短答式対策として短答過去問パーフェクトを利用していましたがなかなか終わりませんでした。途方に暮れていました!

③予備試験の試験スタイルと司法修習生

予備試験は「短答式→論文式→口述」という流れで進みます。すべて合格すれば予備試験合格であり、どこかのタイミングで不合格になるとまた1からになります。期間が分かれているため、それぞれの試験直前期に「勉強させてほしい」とお願いすることは全く家事に関われなくなることが予見できたので一点集中型の方が社会人のみとしては取り組みやすかったです。予備試験に合格できれば、司法試験の受験になります。予備試験合格は司法試験の受験資格を得るためのものなのでこのモチベーションをずっと維持すると夫婦喧嘩が多発しそうで諦めました。
また、家族を養っていく上で、司法修習生時の給与では圧倒的に足りず不安もありました。今は家庭の時間を少しでも優先したいと考えました。

まとめ

撤退することは悪いことばかりじゃないです。自分の夢実現のためにほかに手段がないかを考えると、すごく振り切れました。その道を捨てた自分に「ちゃんと胸を張っているから」だと思います。 突き詰めて考えて、撤退って案外前向きじゃんって自分で思えたら、きっとこれから先も迷わず進んでいけるはずです。
逆に、やっぱり自分は法曹になりたい気持ちが強いなって気づくきっかけになるかもしれません。 どちらの選択も素敵です!私はあなたの選択を応援します!頑張ってくださいね!!

私自身、現在学習コーチとして活動しております。学習計画が上手くいかずに悩んでいる人や、勉強する習慣が全くない人等々、様々なお悩みに対するアドバイスをお伝えしています。
ご相談はメール、オンラインでも受け付けておりますので、お気軽にご連下さい。


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