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投資家は見えるモノを信じすぎないで【父が娘に残す金融記事】

突然難しいお話ですが「利用可能性ヒューリスティクス」という言葉があります。いつも見ているものを思い出しやすい傾向が私達人間にはあるんです。

例えば、毎日行くコンビニと、月に1度行く美容院があるとします。「日本にコンビニと美容院とどちらが多いか?」と聞かれると多くが「コンビニ」と答えてしまいます。実際には美容院の数はコンビニの5倍です。

テレビを見てしまうと殺人事件のニュースが流れます。年間250件の殺人事件があります。しかし、自殺者は2万人です。圧倒的に自殺者が多いのに、テレビを観ている人は「殺人事件の方が多く発生している」と勘違いしてしまいます。

金融情報に関しても、見えているモノに惑わされず、見せられている情報に踊らされないように注意して下さい。

おしまい♫

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