見出し画像

「この環境を手放したら評価されなくなるんじゃないか」あのとき自分に教えてあげたかった一つの視点

noteをはじめて少し経った頃に書いた【自己紹介】。

読み返す度に
実はちょこちょこと編集を加えているのだけれど、

その時々で当時を思い出しては
自然と、過去の自分をセルフコーチングしています。

20代中盤、
仕事が楽しくなってきて
忙しくしていることにも充実感を感じていた頃を経て、
たぶん、少し、余裕が出てきた頃。

あの頃、こんな想いで、心の中がいっぱいになっていたっけ。

「この環境を手放したら、自分は評価されなくなるんじゃないか」

他のひとからは
もしかしたら、自信ありそうだったり
堂々としてそうに見られていたかもしれないけれど、

(実際、そう見せたかった自分も居たから)

ほんとうの本心の部分では、

自分が今の評価をもらえているのは、

チームのおかげ
上司たちのおかげ
お客様のおかげ。

私はなにもすごくない。
やるべきことをやっているだけ。
私ができていることなんて、ほんのこれっぽっち。

もし、今の環境から離れてみたら、どうなるだろう。
今と同じような評価を、私はしてもらえるのだろうか。
(きっと今のようには評価してもらえないんじゃないか)
(うん、きっと、そうに違いない)

・・・と、こんなふうに
不安や自信の無さでいっぱいになっていたのですよね。

そんな本心の部分を
誰かに話してみるなんて一度もなく、

(弱いところは見せたくなかったし、自分も傷つきたくなかったし)

(「そんなことないよ!」と励ましてもらったところで、解決しない気もしていたし)

不安や自信の無さを感じていることは自分でも分かっていたけれど
言葉にして
頭の外に出してあげることもなく、

頭の中を長い間ぐるぐるしていました。


去年 "プロトレ" を受けたなかで
この頃の私に届けてあげたかった視点が見つかったんです。

※プロトレ…いま私が所属しているコーチングスクール内の試験(プロフェッショナルコーチトレーニング)のこと。コーチング業界の中でも最難関と言われている、プロコーチのための試験を受験するトレーニングのこと。

それは、

自分に対する敬意の視点

でした。

自分に対する敬意の視点


周りの人や環境に対して「ありがたい」とか
「あなたのおかげで今の私があります」と本気で感じている反面で、

自分自身に対しては、

私はなにもすごくない。
やるべきことをやっているだけ。
私ができていることなんて、ほんのこれっぽっち。

と、めちゃくちゃ自己評価が低かった。

本気でこう思っていたから
当時としては仕方なかったのかもしれないけれど、

でも、

結果も大事。
だけど、踏んできたプロセスを自分で認めてあげる

自分なりに頑張ったことはあった。
人と比べないで、
理想の自分像ばかりと比較しないで、
「今」の自分が自分なりに頑張ったことをちゃんと評価してあげる

人知れず積み重ねてきた小さな努力もきっとあったはず。
それを、ひとつひとつ、自分で褒めてあげる

こんな視点が、ひとつ、あったなら

誰かに慰められるよりも
誰かにいっとき励まされるよりも、

体の中から力が湧いてきたんじゃないかって思うんです。

正当に自分を、自分の行動を、評価してあげる

人と比べたり
理想の自分像と比べてばかりいると
事実を見て
正当な評価を自分に与えてあげることが
とっても難しくて。

そうやって自分の頑張りを認めてあげないことが積み重なると、

「こんなに頑張ってるのに "私" は "私" を褒めてくれない」
「どんなに頑張っても報われない」

と、そっぽを向いちゃって、

この状態が続くと
どんどん自信も減っていき、
無力感や虚無感におそわれちゃうのかもしれない。


誰かが励ましてくれたり、慰めてくれたりすると
やっぱり、いっときは気持ちもあがります。

けれど、24時間ずっと誰かが側にいて
必要な時に慰め、励ましてくれることなんて
実際は無くて。。

やっぱり、
自分が一番の自分の味方であり
一番の理解者であることが
とってもエネルギーの湧くこと、なんですよね。


過去の私がいてくれたおかげで、今があります。

だから、過去に後悔はないのだけれど、
もしも同じような不安やモヤモヤを抱えている人がいたら
こんな視点が届いたら嬉しいなぁ、って思いながら
つらつらと書いてみました。


**********************************


コーチングを体感しながら学ぶことのできる講座、
トラストコーチングスクール
マザーズコーチングスクール
パートナーシップコーチング
は、只今、11月末までのスケジュールで受講募集しております。

※12月以降の受講希望の方は別途要ご相談となりそうですので、お早めにご相談くださいますと幸いです。ご了承下さい※


◆もっと自分の可能性を信じ、期待したい全ての方に。自分の土台を整え目標や理想に向かいやすくなる土台創りを体感しながら学ぶコーチング講座(トラストコーチングスクール(TCS))


◆お母さんが子どものためにコーチングを学ぶ講座(マザーズコーチングスクール(MCS))



◆大切なお相手も自分も大切にするために(パートナーシップコーチング)


◆オフィシャルサイトはこちらから



コーチング、子育て、自己認識(自分を知って、愛すること)、仕事やキャリアについてなど、これからも引き続き綴っていくために。あなたにじんわり届く記事を書き続けていくために、有意義に使わせていただきます^^