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たった一言。 でも、その一言があるかないかで、相手の受け取り方が変わり、関係性も変えていくんだろうな。

たった一言。
でも、その一言があるかないかで、相手の受け取り方が変わり、関係性も変えていくんだろうな。

自分なりに一生懸命作った資料や企画を提出した時、お相手から開口一番、

「おつかれさま」
「すごいじゃん」
「ありがとう」
「助かるよ」

何気ないこんな一言があるだけで、
苦労が一旦報われた気持ちに、私はなりやすい。

「私、いま苦労してる」
とは感じないでやっていることもすごくたくさんあるし、
「これは私がやるべき仕事だから」
と思っていることがほとんどだけど、

たとえ、そうだったとしても、
こんな一言をぽんっといただけた時は
自分がやったこと・やってきたことを一旦認めてもらえたなぁ、
という気持ちになったりする。

と同時に、
大切にされているな
敬意を持ってくださっているな
とも感じられたりする。

(ありがたいなぁ、とも思う)

こんなふうに、誰かからの何気ない一言で、
ひとまず自分に「よしっ!」と思える人、
実は少なくないんじゃないだろうか。

最近は、誰かからの承認如何は関係なく
自分で自分を「まず一旦褒めてあげる」を意識しているけれど、
それでも不意にこんな一言をポンっといただけた時は
とてもほっこりする。

でも、特別、大袈裟な賞賛がほしいわけじゃ全然なくて。
おだててほしいわけでもない。

ただただ、
一旦、ここまでの頑張り、ここまでやってきたことを
「受け止めてもらえたなぁ」と感じられるだけで、

提出までに感じていた緊張
披露するまで不安だった気持ち
費やした時間
自分なりに悩んだり葛藤したこと

こんなもろもろが一旦ふわっと着地するイメージ。

そして、こんな一言があるのとないのとでは、
後に「指摘」や「こうしたほうがいいよというアドバイス」「改善点」が続いた時にも、不思議とスッと受け止められたりする。

自分から「アドバイス」や「フィードバック」をいただけないか、
その方にお願いしたくなることもあるかもしれない。

振り返れば、
「どうしてこの方のコミュニケーションはいつも心地いいんだろう」と
感じていたひとたちには、
こんな何気ない一言がいつもあった。

無意識に
「私もあんなふうになりたい」
「あんなふうにコミュニケーション取りたい」と思っていたけれど
どうやったら近づけるのかは全然分からなくて、

彼ら彼女たちの「一言」を書き出して真似したり
「こういう時にはこういう一言を使うんだ」というように
型で決めていた時期もあった気がする。

まさに How to に走っていた時代(苦笑)。

(でも、まずはそれでもいいのかもしれない。がむしゃらに、何か小さな行動ができていたことは褒めてあげたい要素だな^^)

コーチングを学んで実践してきて本当に良かったなと思うことの一つは
How to もそうだけれど
Why ?? を考える力がついてくることと
考える力となるヒントの視点が身につくこと。

どうやったら
自然と心地いいコミュニケーションができるようになるのか?
に結果繋がるけれど、

むしろ、先なのは、

心地いいコミュニケーションができる人達にはどんな共通点があるのか?
彼ら彼女らには、自分にないどんな視点があるのか?


ここに視点が向くようになってきたことがとっても大きいな。

「視点がむくようになる」=「心地いいコミュニケーションがいつもできてる」ということではきっとなくて、コーチをしながらも更新中だけれど、立ち返れる視点が見つかったことは本当に大きくて。

私が感じた大事な視点をひとつだけ挙げるとすると、

相手の
(私には)見えていない頑張り、
(私には)見えていない行動の積み重ね、
(私には)見えていない努力。

これをどれだけ「想像」できるか、なんじゃないだろうか。

想像できたら、
そして相手の時間を大切におもえていたら、
相手に対する敬意もサッと自然に出る一言も
無理せずにうまれてくる気がしているのです。

一方で、
「この仕事、やって当たり前だから」と自分が思い込んでいて、
そんな自分の "思い込み状態" に気づけていない時は、

同じようなケースで頑張ってくれた
相手の頑張りや努力も全然見えない(想像できない)ことが多い。

自分に優しく出来る人は人にも自然と優しくできるというけれど、
その意味がやっと体感として分かってきた気がしています。

”自分に優しくない"人は、
やって当たり前
やってもらって当たり前
当たり前以上のことができないと認めないよん

と、無意識に思っていることが多い傾向がある。

だから
自然と出てくる
ちょっとした言葉や態度にその人の「在り方」が染みでてきて
良くも悪くも、自然とでた言葉や態度から、
「あぁ、それが本心なんだな」って無意識に人間は拾っちゃう。

自然体で自分に優しく出来ている人の近くにいると、
とても心地良さを感じられるのは
こういうことだったんだなぁ。

「自分にやさしくする」

言葉にするとサラッと書けちゃうし、簡単に言えちゃうけど、
実践するとなると実は難しいと感じる人が多いのかもしれない。
私のように。

ゆったりと、これからもnoteに綴っていきたいなと思います。

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