「ブラックな感情は言葉にしちゃダメだ」の背景にあった、幼かった私が守りたかったものと「今」

「ブラックな感情は言葉にしちゃダメなんだ」

自分で思っているよりも
ずっと無意識に
負の感情を自分の中にしまってきたところが
私にはきっとあって、

「ここに、誰にも見られることのないノートがあるよ。
 ここには何を書いても大丈夫。
 安全で安心できる場だよ。」

と言われたとして、

頭で理解はできても
実際にノートに言葉にして書き出す、というのは
すごくハードルの高い作業でした。

この、ハードルの高い作業に取り組んで2カ月過ぎたあたりから、

感じたことを
そのまま紙に文字で書いてみるって作業が、
じわりじわりと
出来るようになってきた感覚がありました。

ブラックな感情を、
ここに書いてもいいんだよ
言ってもいいんだよ
大丈夫だよ
書いたからって、言ったからって、言葉の表面だけを受け取って
あなたをジャッジすることなんてしないから。

誰もあなたのことを責めないよ
誰からも貶められたりしないよ
愚痴を書いたとしても「そうだそうだー!あいつが悪いんだー!」って
気安く乗っかったりしないよ
なかなか書けなかった、言えなかったあなたの背景を知ってるから、
あなたも、誰かも、責めたりしないよ。

(読み返していて、なんだかこれが歌詞みたいに見えたのは私だけでしょうか。笑)

私も含めて、
きっと多くの人が
こんなふうにフラットに受けとめてくれる場所が必要で、

その役割を果たしてくれるのが
コーチという存在だったり
自分のための一冊のノートだったり
もう一人の自分自身だったり、する。

そういうことなんだなぁぁと
改めて感じていることを今日は書いてみます。

私の場合、

ブラックな感情は言葉にするもんじゃない

心のどこかでずっとそう思っていて、
それがブレーキをかけていたのですよね。

怒り・妬み・悲しさ・苦しさ・孤独・うじうじ・自信の無さ。

一度言葉にしちゃったら、
いっきにその感情が増幅されちゃうんじゃないか

と、怖かったところもあったし、

いやいや、
私はいい人間なのでね、
そんなこと感じてるわけないのでー!

と、感じてること自体を完全否定してたところも、あった。

そもそも見たくない感情なんだし
いちいち言葉にして書き出すなんて
嫌じゃない?やめとこうよ。

と、感じてるところもきっとあった。

きっと、これらすべてが正解なんだろうな、って思うのです。

どれか一つが正解だ、なんてことはない。

自分が思ってるよりも
人間はきっと何倍も何倍も複雑だから。

こんな風に
紐解いたり
繋げたりしながら
自分の歩みを振り返ってみると、

身近で育ててくれた祖母から言われていた

「身内のこと(特に悪口)はみっともないから絶対外で言わないように」

という教えが、
根っこにあったことにも
改めて気づかされました。

「身内のこと(特に悪口)はみっともないから絶対外で言わないように」

なぜ祖母がこう言ってるのか?の背景も
幼いなりに理解して、
この教えを守ることを決めた私がいました。

(最初は、
 祖母の影響が大きかったからだろうな、って
 思っていたのだけれど、
 全然そうじゃなかった。)

ただただ言われたことを信じただけじゃなくて

「そうだな、おばあちゃんの言うとおりだな」

って、
幼いなりにも思った私がいたから
この教えを守っていたんだと、今は思います。

その背景には、

大事な家族のことを、
もしも、自分以外の誰かに悪者扱いされたら、嫌だな

もしも、一緒になって悪く言われたら、嫌だな

私の声しか聞いていない人は、
私からの情報だけをうのみにしてジャッジしてしまうかもしれなくて、
それは絶対に避けたいな

こう思ってた気持ちがあった。

だから、
悲しい・寂しい・苦しい・つらい・嫌だ
なんて感情があったとしても
外に出すというのはしたくない行為で、

誰かに知られる可能性は全部排除したかったのかも。

大切な家族を想うくらい同じように、
いやもしかしたらそれ以上に、
自分の感情も大切にしてあげていいんだよ~!
って
今なら言ってあげたいけれど、
当時はその視点が無かっただけ
なんですよね。

私たちの「今」をつくってきてくれた
” これまで " の歩みのなかに、
実は
" これから " を心地よく生きるヒントが
いーーーーーっぱい隠れているのだけれど、

自分や誰かや何かを責めずに
歩みを振り返るって
実はなかなか難しいことなのかもしれないですね。

だからこそ、
信頼できるコーチの手を借りてみたり
ノートの手を借りてみたりして、

自分以外の視点もたよりに
振り返って
新たな視点で捉えなおしていくと
" これから " がますます軽やかになっていく。

ますますコーチという仕事、
書くということに
私自身も魅了されている、そんな11月です。


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