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これからの働き方

3連休ですね!
今回の年末年始はお休みが短かった方も多いのではないでしょうか。(私もその1人です!)
そのせいか、このタイミングの連休は嬉しいですね!

私は家族とTDLへ🐭!
結構混んでて、コロナ禍で苦労していたTDLが元気にゲストを迎え入れる姿は良いものでした☺️

しかし気になる事も。
あくまでも私見ですが、いつもなら一切ないゴミが落ちているのが目立ったり、笑顔が少なかったり、ちょっとぶっきらぼうな対応をするキャストさんがチラホラ。
一時期雇用を止めたりしたのでベテランキャストさんが戻ってこなかったりして、教育が間に合っていないのかもしれませんね。

昨今のようにリスクに囲まれている世の中、労働集約型ビジネスは需給バランスによって人員の調整をスピーディ且つフレキシブルにしていかなければなりませんので、経営の腕の見せ所ですね!

本来であれば機械化、自動化すればいいところをしていないという事は、キャストが提供する笑顔や“人だからできる価値”を大切にしていると思うので、私はとても共感していますし、これからも大切にして欲しいと思っています☺️
(加えて私は浦安市に居住して20年近くなるので、TDLは心から応援しています!!)

※卵の写真、これ凄くないですか!?!?
 この国では魔法でこんな事もできちゃうんですね(°_°)

前置きが長くなりましたが、今回は私の本業である転職を絡めた、私が考えるオススメのキャリアの考え方”をお話したいと思います。
(今更…と思わず読んで頂けると幸いです!)

ただ、この話題に対する考え方は本当に人によりけりですし、私自身が製造業界での経験が長いので少し偏りがあります。
又、今回はどちらかと言えば中堅〜大手企業目線での話ですので、ご容赦下さい!

①今、日本がおかれている状況

米国では、企業が最も大切にするのは株主です。株主の為に利益を出し、経営は株主の為に社員を動かします。少し冷たい言い方になりますが、そこに“社員のため”は存在しません。
不要になれば解雇。こんな世界です。

どんなに会社のためを思ってめちゃくちゃ頑張っても、会社の利益に繋がる働きが出来なければ必要とされなくなってしまうんです。

日本は少し違った環境ですが、
「日本企業はそんな風にはならない!」
本当にそうでしょうか??

グローバルでみると、日本企業は一昔前ほどの輝きを放っていません。
勿論今でも凄い日本企業は沢山ありますが、全体的に稼ぐ力が低下していますよね。
(GAFAMに覇権を握られ、ものづくりでも新興国に脅かされています)
このスピードで変化する世の中です。
これまでの日本企業の成功体験は過去のものとなり、新しい事を産み出す事に企業は躍起になっているわけです。

②終身雇用とJOB型雇用

そこで、我々転職エージェントに声がかかります。
「○○が出来る人が欲しいんだけど」
「○○の資格持ってる人いない?」

それを聞いて我々エージェントが一番に感じる疑問、「社内にいないんですか??」。
だって何千人、何万人もいる企業ですよ?
○○出来る人、やりたい人なんていくらでもいるのでは!?と思いますよね?

けど、下記のようなロジックなんです。
・できる人は既に業務過多になっている。(だから外部から採用する)
・やりたい人が社内にいたとしても、育てるのに時間かかる。即戦力で欲しい。(だから外部から採用する)

即戦力で早く人が欲しい
これが世の中のニーズです。

そう、JOB型雇用はとっくに始まっているんです。

とある求職者さんの話です。

超一流大学の修士を出られ、誰もが聞いた事のある大手メーカーで開発(5年)→生産技術(3年)→技術営業(2年)→経営企画(2年)を経験されているとても優秀なお方です。
色々経験させたいという会社の想いも感じますし、出世コースなのでしょう。

「やりたい事はぼんやりしているけど、自分にどんな可能性があるのか見てみたい」とのご意向でした。
(私はこの方と初めてお会いした際、現職ステイをご提案したのを覚えています。)

実際この方転職活動されたのですが、凄いご苦労されました。
お人柄も良く、クレバーで、とにかくエリートなのに、何故だと思いますか?

お気付きかと思いますが、この方は“何が強い方”なのかが判りにくいのです。

例えば、
・経験マッチした開発に応募した場合→「5年の経験はあるけど、もう7年前だし、年齢鑑みると採れないなー」
・生産技術に応募した場合→「3年やっただけでしょー、今は離れてるし採れないなー」
・技術営業に応募した場合、経営企画に応募した場合も経験不足から採用は難しいとなります。

これまでの日本は終身雇用が前提にあったので「長く勤めてくれて、ゼネラルに活躍してもらえればそれでいい」でしたが、今はもう既にJOB型雇用に変わりつつあるんです。

そして、転職市場では企業は「何が出来る方なのか」を重視してジャッジします。
求職者の方が「何をしたいのか」は大切にしてくれますが、それはその方が20代のように若い場合です💦

トヨタ社長の豊田章男さんがこう発言しました。
「終身雇用は難しい」と。
又、先日私は元Microsoft執行役員の澤円さんとセミナーを企画しましたが、その際に言われていた事。
「必要な人(自社に必要なスキルを持った人財)は2週間でもいいから雇用すべき」。

このお二方の発言が全てを表しています。

平たく言えば、豊田章男さんは利益を産みにくい人材を抱えるほど甘い状況ではない。
澤円さんは利益を産む人材なら高額報酬払って短期間でも雇用し、そのノウハウを取り込むべき。という事です。

利益を産む人財=○○のスペシャリストと定義した場合、JOB型雇用は拡大していくのではないでしょうか?

③どんなマインドで何をしていけばいいのか

では、どんなマインドでどうして行けばいいのでしょうか?

ズバリ、「私の強みは○○です!!」と明確に言い切れる人財になる事です。
これは、企業に雇用される立場でも、フリーランスの方でも、自分で会社を経営する方でも同じです。
フリーランスの方も何が強みなのか判らなければ仕事は来ませんし、何が強みなのか判らない企業に仕事は来ませんよね。

業種によりスピード感は異なりますし、もう既に一部進んでいますが、個人の強みを活かしてプロジェクト単位で進んでいく仕事が多くなっていくと思います。
企画はAさん、集客はBさん、技術面はCさん、お金まわりはDさんに発注しようと言った感じで。

ですので、強みを徹底的に尖らせて行くこと。
これがこれからを生き抜く上で重要ではないかと私は考えます!

④私小高が想うこと

皆さんにとっての仕事とは、どんな存在ですか?

「生きていく為に稼がなきゃならないんだから働いてんだよ!当たり前だ!」
「社会と自分を繋ぐ存在!」
「自分を成長させてくれる存在!」
「自己実現する場!」

その人によって違うと思いますし、不正解はありません。
全部正しいです。

ただ一つ気をつけなければならない事。
それは、“会社に依存”してしまう事です。

先に書いた通り、会社は最終的に社員を守ってはくれません。
(勘違い頂きたくないのは、社員を大切にする企業はとても沢山あります。しかし、社員の事を考えすぎて会社が無くなってしまったら社員を守る事はできなくなってしまう。つまり、社員よりも会社を存続させる事を選ぶという事です)

企業と社員、お互いが依存するのではなく、調和して共存する事が重要なのです。

そして、仕事を頑張りすぎるが故に心身を壊してしまう事は本当に残念な事です。
それを乗り切るのも良しですが、違う道を模索するのも良しです。

最も大切にして欲しいのは、たった一度の人生、“幸せを感じられるかどうか”

貴方の事を必要とする場所は必ずあります。
仕事はいくらでもあるんです。

幸せを感じながら、熱意を注げる仕事であれば生産性が上がり、自分にとっても企業にとっても、世の中にとってもプラスしかありません。
自分の成長の為に会社という場所を借り、その成長で利益を出して会社に還元すればいいのです。

会社のためにではなく、自分や自分が大切にしているもののために、

色々書きましたが、そんな私も副業をチョロチョロやってるサラリーマンに過ぎません。
本業のプレッシャーと業務量にフラフラになる事もしばしば。笑

しかし、私はとても幸せです☺️

皆がそれぞれ輝ける場所で力を出し合い、幸せで溢れる世の中を創って行きたいですね☺️!

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