見出し画像

責任感

おはようございます!

トンガの噴火、驚きましたね。
近隣の方の無事を祈るばかりです。

週末、知人のご紹介で転職を視野に入れているという方の相談にのらせてもらいました。

その方は誰もが知っている大手企業のバックオフィスで働く方で、人物面も控えめで柔らかく、とても素晴らしい方でした。

一見転職しなくても良さそうな華々しいキャリアですが、数日の記憶が無いほどに忙しく、危険とも言える状態でした。
職種的にも貴重で、社内で代わりが利かないのでしょう。

色々話を聴き、「仕事量が改善出来れば転職する動機はなくなりますかね!?」と質問してみました。

すると彼女は「うーん…」と。
そう、他にも人間関係で悩んでいたんです。
彼女は管理職ですが、トップに気に入られていたのでその間の上司達に妬まれていたんです。
とんでもない話ですよね。

しかし彼女は責任感から、その状況をずっと我慢していました。

私は職業柄、“仕事はいくらでもある”事を知っています。
なので環境を変えてしまった方が早いと思ってしまいますが、そんな簡単な話でない事も解ります。

自分が居なくなったら他の人に仕事のしわ寄せがいってしまう事も考えるでしょうし、社内には合わない人ばかりではありませんから、その仲間と離れてしまうことも考えます。

難しい問題ですよね。

もしかしたら同じような悩みを抱える方、多いのではないでしょうか。

是非自分に問いかけてみて下さい。

「今、幸せ?」
「もっと良くなるなるために、何かできることない?」
と。

現職に残って、徹底的にやり切る事も一つです。
しかし、今回の彼女のケースは環境を変えるべきだと私は感じました。
企業はそんな簡単には変わりませんから。

人は責任感から、自分を犠牲にしてしまいがちです。
責任ある仕事を任されて、成長の実感に繋がり、ご本人が幸せだと思えるならそれでいいんです。
しかしそれを感じられず、組織のために身を削るのはどうかと思います。

100%満足できる職場はなかなかあるものではありませんが、安心して働ける環境は必ずあります。

彼女にもそんな環境をご紹介出来るよう、今週も頑張ります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?