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相談してくれないのはなぜか。と考えるひとはきっと大丈夫。

明らかに困っているのに,困っていることを話してくれない時は,話せない何かがあることがほとんどです。

しかもそのうちの多くは,話せないそのひとではなくて,私自身に問題があることも少なくありません。

部下や子どもが,相談してくれない。

と,ぼやくとき,自分がそれを誘引している可能性に視点を移してみると,案外相手に「問題があるなら相談しなさい」と言うよりも簡単に相談してくれるようになったりします。


たとえば「私には話しにくいのではないだろうか」と仮定してみて,「何が話しづらい要因なのだろう?」「私には話しにくいとすれば,何が原因なのだろう?」と問いかけてみてください。

日頃の接し方や表情。
周りから見た自分はどのように映っていますか。
あなたなら,今,あなたに相談しますか。

そういう視点に立ったとき,「問題があるなら相談しなさい」と言う以外の方法も浮かんでくるはずです。
僕たちはあらゆる言動を自由に選択できます。同じような行動を促す場合でも,いろいろな方法や話し方,伝え方がありますから,受け手に立って想像を膨らませてみると,きっと相談しやすい問いかけ方やたたずまいが見つかります。


相談しないのには,相談しないなりの理由があります。
あなたが相談してくれるのを待っているのにも理由がありますよね。

もうずいぶん頭が固くなってしまって,わかってはいるけれど,行動に移すのがなかなか難しいんですよね,私にできるかな。って心配ですか。

相談してくれないのはなぜだろうか?
と想いを馳せることができるひとは,きっと大丈夫です。

ほんの少しの勇気です。

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