見出し画像

学習塾をブランディングする。


ブランドイメージの定着を目指すのがブランディングです。
すなわち提供する者と,消費する者のブランドイメージのギャップを減らすことを第一義的な目的としているのがブランディングということになりますかね。


●●塾って●●だよねー。
というのが,塾の説明しなくっても,ある程度伝わるわけです。
ブランドが定着してしまえば,広告うつのも楽ちんになりますね。

そもそも「学習塾」がもっているイメージがあるので,これをどう活かすのか,あるいはそれをどうぶっ壊していくかということかもしれませんが,塾が勉強教えるところというおおざっぱなイメージで良いのか悪いのかってあたりが,我々学習塾経営者にとっては大事かもしれません。



そういうことを考えたことがあるのか。ないのか。



具体的に詰めましょう。

ブランディングについては僕もいろいろと画策はしてますが,成果はあがってませんので,ほとんど妄想とか戯言のレベルで聞いて欲しいと,前置きをして書かせていただこうかと思います。

また,専門的なブランディング戦略については,google先生にちょっと聞いてみれば詳細が書かれているWEBSITEは数多ありますので,僕は僕の好きなように思ったことを書こうと思います。




さぁ難しいことはおいておいて
ブランド化するためには,ポイントは3つ。
3つをしっかりと守りつつ,SNSやチラシ配布をコツコツと続けましょう。ブログの更新を定期的にしましょう。自分の強みをしっかりと押し出してアピールしていくことを忘れてはいけません。



1.強固なコンセプト

塾のコンセプトがしっかりしていることが大前提です。
あっちいったりこっちいったり,揺れてるとブランド化できませんから,我々は何を提供するのか?を改めてしっかりと考える必要があります。なんとなく生徒たちのわからないところを教えてあげるというのでは,学習塾から脱却はできません。

僕のコンセプトは「子どもたちのサードプレイス」ですから,他がどれだけテキトウになってもここだけは死守するとこです。学校の成績に一喜一憂しませんし,勉強せずに好きなことしてても叱られたりはしませんが,目的を見失ってしまっている子はしっかりとケアします。

というような,あたりまえですが,ブランドとイメージの定着は,それを一貫して貫く姿勢はもっとも重要です。


2.ブランドに対して真摯で誠実にあること

見せ方とか,言い方とか,大人になると姑息な手段を身につけて,上手に着飾るテクニックを多様しがちですが,ブランドに対してだけはこれはしないほうがいいのではないかと思っています。

たとえば,「成績をあげる塾」としてブランド化したいなら,テストの得点がアップした実績といって「40点から70点にあがりました!」とか,「●●高校」●名合格!」のようなわかりやすい実績指標を持ち出してこれ見よがしに宣伝はしないほうがいいでしょう。

40点から70点にアップした実績を謳っているケースで,正直,客観性あるデータだなと感じた広告を僕は見たことがありません。いつのどの時点のどのようなテストなのかもわからないし,どのくらいの期間であがったのかもわからない。あまつさえテストの点数なんて塾に行こうが行くまいが,勉強しようがしまいが,最低点と最高点の差30点ぐらいすぐつきますし。

塾に通った結果なのかどうかで真摯に向き合えない学習塾は,学習塾という雑多なイメージから離れることはできないと思います。


3.品質を損なわない

目の前の利益に尻尾を振って,品質を下げるようなことはしてはいけないと思っています。

とりわけブランドアイデンティティに触れるところは,1mmも妥協することなく,クオリティにこだわりましょう。

そのクオリティこそがブランドの礎になると思います。

逆に言えば,これがリスクにもなります。ブランドだけ先走って,実際に入塾してみたらそのクオリティがなく,期待した効果が手に入らなければ,あっという間にブランドは廃れるでしょうから,何はなくとも,ブランドが持つアイデンティティに関わるところだけはハイクオリティを保つのです。

そのためには赤字だろうがなんだろうが貫く覚悟が必要だと思っています。




サポートいただけると燃えます。サポートしすぎると燃え尽きてしまうので,ほどほどにしてください。