塾に行っても成績が上がらないひとへ

塾に行くと成績があがる、という単純な因果は、まぁ嘘です。

行くだけじゃあがりません。
通って勉強しないと。

塾の先生達は、成績を上げるためのノウハウを持っているのですから、自ら動いて積極的に彼らを利用していく姿勢が必要です。

もっというと、先生と言われる仕事を選んでいるひとたちは「教える」ことが大好きなので、質問されると喜びます。
だからどんどん質問してやったらいいんです。Win-Winです。

でもただ質問するだけだと、成績はあがりません。
自分で考えて、何がわからないのか、どのあたりで躓いているのかを把握してから質問するのです。

ここはこんなふうに考えたんだけどうまくいかないだけど？
問題文のこの3行の意味がわからなくって…たとえばこんな意味でしょうか？
何回やってもこの答えしかでないんです。

考えることをあきらめてしまった状態で質問をしても、質問された側から見ると「丸投げ」のように見えることがあります。

もう「自分事」でなくなっているようにみえるのです。

この問題を解くのは誰か。
わからなくなって困っているのは誰か。
このままわからないままでいいのか。

先生が問題をいくら解いてもあなたが問題を解けることにはならないし、それを見ているだけで解けるようになるなんてことはありません。

わからないことに挑戦するとき、大きな苦痛もあるでしょうし、放り投げたくなる気持ちも湧くでしょう。

でもまぁそんなものです。

それで他人事にしてしまえば、身につけることは一生できないでしょうから、身につけたいのなら、成績を上げたいのなら勉強するしかないわけです。

塾に通っていて先生が側にいるのなら、そうでないひとに比べて有利なことに間違いありません。あとは行動するのみ。
行動だけがあなたの人生において積み重なるものです。
思ってるだけ、考えてるだけでは、何もしていないのと同じですよ。

「わからない」を「わかる」にするだけではちょっと足らなくて
「できない」を「できる」にするのが勉強です。

塾に通うだけでは成績は上がりません。
通って勉強しないと！