知ってる?レッサーパンダってこんな動物!
初めに
まだまだ北風が吹く寒さが続いていますが、季節的には、春が近づいてきましたね。
昨年の寒い時期に行楽の季節は、少し過ぎていましたが、動物園に行って来ました。
いろいろな動物がいる中で、可愛らしい動物、レッサーパンダに目が留まりました。
皆さんは、レッサーパンダと言う動物を知ってますか?
レッサーパンダと言えば、千葉市動物公園の「風太君」が有名だと思います。
後ろ足二本で立つ姿が、愛嬌があってとてもかわいいですよね。
「風太君」も20歳で、人間なら80歳越えらしいですよ!
今回はそんな「風太君」でも知られているレッサーパンダについて、書いてみようかと思います。
レッサーパンダの名前の由来
「レッサーパンダ」
この名前なのですが、なぜ、姿かたちは違うのに「パンダ」なの?と、疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
名前の由来を紐解いてみましょう。
元々は、「パンダ」とは、レッサーパンダのことを指していました。(「パンダ」には、ネパール語で「竹を食べる者」という意味があります。)
しかし後に、「ジャイアントパンダ」が「パンダ」として定着していきました。
そして、レッサーパンダのことは、英名の「より小さい」という意味の‘‘lesser‘‘
を付けて‘‘lesser‘ panda‘‘と呼ばれるようになりました。
ちなみに、「中国語」で、ジャイアントパンダは、「大熊猫」、レッサーパンダは、「小熊猫」と書くそうです。
私が行った動物園にいたレッサーパンダは、正式には、シセンレッサーパンダというらしく、レッサーパンダにはシセンレッサーパンダとネパールレッサーパンダと、二種類あるようです。
違いは次の通りです。
・シセンレッサーパンダ ・・・中国南部からミャンマー北部に生息。
やや大型で体毛が黒っぽいのが特徴。
日本の動物園は、ほぼこの種。
・ネパールレッサーパンダ ・・・インド北部・ネパール・ブータンに生息 する。
明るい体毛が特徴。
日本の動物園には、ほとんど飼育されていない。
レッサーパンダの姿かたち
レッサーパンダの特徴としては、
体長は、約50~63cm。しっぽの長さは、約30~50cm。しっぽを含めた全長は、約80~120cmになります。
体重は、ふわふわした体毛のおかげで大きく見えますが、3~8㎏で、猫と同じくらいです。
体毛は、ふわふわした見た目ですが、一本一本の毛は堅い。腹部と手足が黒い毛に覆われているのは、樹の上にいる時に地上から見えにくくするためのようです。
食べ物は、竹やタケノコ、昆虫、果物,等々。
レッサーパンダの性格やならではの特徴
性格は、とても可愛らしい見かけによらず、獰猛で強い気性を持っています。
前足の親指の付け根に骨が発達した第6の指と言われる「種子骨」と言う突起があるので、その突起と指が向き合っていることにより、物を掴むことができます。
これは、ジャイアントパンダにもあるようです。
また、レッサーパンダと言えば、後ろ足二本で立つのが有名ですが、これは、足の裏全体を付けて歩く‘‘蹠行性‘‘(しょこうせい)により直立時の安定性がよく、後ろ足だけで立つことができるのです。
終わりに
いかがでしたか?
レッサーパンダと言う動物を知らなかった方も、すでに知っている方も、レッサーパンダの特徴を知ってさらに、可愛さや、魅力を感じていただけたらと思います。
是非、レッサーパンダのいる動物園に行く機会がある時には、レッサーパンダのいる場所に行って、じっくり見てみてくださいね。
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