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🍅英文法

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やのゆりが担当した記事をまとめています。英語学習者が間違いやすい、引っかかりやすい英文法を中心に、わかりやすく&面白おかしく。毎週日曜日更新。
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2020年4月の記事一覧

単数と複数で棚を整理する

前回は名詞の数え方についてお話しました。今回は、続・子どもたちがパニックになるシリーズ、指示代名詞の単数形・複数形です。 ①thisとthat & ➁theseとthose「指示代名詞」って何ぞや。「指示」というだけあって、モノを指して確認する時に使う単語です。日本語だと「これ・あれ・それ」にあたる言葉ですね。指示代名詞は、まず視覚的なイメージと結びつけていきます。 指示代名詞にも、例にもれず「単数形」と「複数形」があります。 this(これ):手前の1つのモノを指す

1本でもにんじん、2本でもにんじん

タイトルのような歌ありませんでしたか? 私は、一番最初のレッスンをする際には「文法って?」から話をします。 文法の文ってなんでしょう? 文法の法ってなんでしょう? 何を答えてくれても正解です。すべて正解。でも私はつまらない大人になってしまったので、文章の文、方法の法と答えます。 そこで、英語の1つ目のルール(方法)を伝えます。 🍅英語の文章には主語と動詞が必要。(常に例外はあるけども)🍅 そこから、まぁ文章を作り始めるわけなのですが。もうね、すでに最初から難しい

私たちが考える、中学英文法の理想的な順番。

昨年の今頃、中学2年生の子にレッスンをしていたのですが、次のような文法間違いがよく見られました。例えば、 I am play baseball. - Be動詞とDo動詞(一般動詞)を一緒に使っている I playing baseball. - Be動詞がないのにing形が使われている He play baseball. - sが抜けている 中学1年生で習っているはずの基礎文法が混乱していて、「何事じゃ?」と思うことが多かったのです。そこで、エミリーと中学英語の教科書を読み