本心

現在、就活中である。内定はまだない。他の就活生と自分を比べ、ここが劣ってるから改善したいと思いながらも、無理をせず自分のペースで、別にフリーターでいいとも思っている。内情をまとめると、頑張りすぎずに行けるところに行ければいい、いつかなるようになると考えている、意識の低い就活生だといえよう。

夏頃、一つのインターンに参加した。就活に対するモチベーションは低く、インターンに行かずとも説明会や面接には行けると知っていた。そのためインターン全力で参加しまくる、という気はさらさらなかったが、興味のある企業が開催していたので、経験を積めるうえオンラインで気楽だ、と考えひとまずエントリーしたところ、通過できた。企業説明、グループワーク、プレゼンといった内容だった。思ったよりも楽しめたと思う。だが、オンラインだからといって気楽では全くなかった。パソコンの前にきちんとした服を着て背筋をしゃんとして座ることは、なかなかに苦痛だった。あの特有の言葉遣いを長時間通すのも、苦痛だった。就活において一番嫌いなものはそういったマナーの類かもしれない。お互いを偽り合うような息苦しさを感じて、しばらくインターンの類には行かないこととした。
家というくつろぎの場で長時間気を張り詰めるのはなかなかに大変だと感じた。テンプレ化された装い、振る舞い、言葉遣い、どれもが息苦しい。そしてやはり場の空気を感じ取りにくいのは大きい。1月頃に別の企業のインターンに参加したが、こちらは対面かつ私服参加だったからかそれほど形式ばった空気感はなかった。そういった雰囲気を直に受け取ることができないのは、初対面のコミュニケーションではつらいものがある。だから、オンラインの面接、顔出しアリの説明会も未だに苦手だ。かといって対面なら問題ないというわけでもないが。今回のぼやきはここまで。

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