一言メッセージ4052号 批判に当たらず

1月12日 お早うございます。ゴーン被告が日本の司法制度を批判し、日本の司法制度は人質司法という批判も聞かれる。これらの非難に、米、英、ソ、中、フランス、等の戦勝国が敗戦国の日本を裁いて絞首刑7人、終身刑16人の判決を下した東京裁判を思いだす。戦勝国が敗戦国を裁いた裁判は、始めから罰ありきの報復裁判で正しくないという声もあり、戦争に日本の人道的責任を問うなら原爆投下はどうなるのかという疑問もあり、やり直しを求めた声もあった裁判だった。それでも被告達は敗戦の責任をとって潔く刑に従っている。