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地域おせっかい会議2021

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親子と地域を繋げたい!つながり、ひろがる!加茂お絵かきプロジェクト

2021年6月、雲南市の加茂郵便局の窓ガラスに子どもたちが元気いっぱいに描いた絵は、訪れる人の心を和ませました。その後も小学生、中学生と回を重ねるごとに世代を広げ、関係者を巻き込み進んでいった加茂お絵描きプロジェクト。実は地域おせっかい会議を通じて様々な関係者の「願い」と「できること」が編み合わさって実現しました。 その発端として地域おせっかい会議で発案した青木さんと、プロジェクトを支えた加茂郵便局の速水さんにお話を聞きました。 ——まずは地域おせっかい会議での発案のきっ

編み物を通して人とつながる、『編みテロ in 島根』

みなさんは、『ヤーンボミング』というものを聞いたことがありますか。ドアノブや電柱、街路樹まで、町中の様々なものを編み物で「編みぐるむ」ストリートアートのことです。英語で訳すとYarn=毛糸、Bombing=爆弾という意味で、少しびっくりするニュアンスですが、実際はとても可愛らしくそして人々の心が暖まる素敵な取り組みです。 編みテロは、そんなヤーンボミングに出会った滋野さんによって行われました。気になる実際の様子や経緯を発案者の滋野さんにお話を伺ってみました。 ——まず今回の

ボードゲームにはまる人、増えてます。

皆さんはボードゲームと聞くと何を想像しますか?トランプやオセロ、人生ゲームなど様々なゲームが上がってくると思います。実はボードゲーム、海外のものも含めると年間に千以上もの種類のボードゲームが登場しているそう・・・。今回インタビューにお答えいただいた田村さんは、楽しそうにそう教えてくださいました。 そんなボードゲームに魅了された田村さん。今回はたくさんのボードゲームを通して生まれた健康おせっかいについて、田村さんにお話を伺いました。 ——まず、田村さんがボードゲームにはまった

みんながほっこり!「ばんこの縁側」へいらっしゃい!

雲南市にある「みんなのお家」。ここはCommunity Nurse Company (株) の活動拠点でもあり、老若男女問わず町の協働実践を行う場所です。そこのメンバーには、来訪する方をおもてなしする「ばんこさん」がいます。「ばんこの縁側」は、ばんこさんからの『来た人が気軽にお茶を飲むことができて、ほっこりできる場を作りたい』という企画の提案から始まりました。企画の名前の「ばんこの縁側」という名前からはどこか親しみやすい雰囲気も感じ取ることができます。 そんなばんこの縁側は地

コウノトリのかかしの修繕を通して出来た、住民さんとの新しい繋がり

国の特別天然記念物であるコウノトリが営巣して暮らす、雲南市大東町春殖地区。その春殖地区の地域自主組織で副会長を務める岩田さんは、ある日知り合いが発案者として参加する地域おせっかい会議に、応援を頼まれて出席することに。はじめて参加する地域おせっかい会議では、発案されたお題を自然と自分ごとのように考えて、ハラハラどきどきしながらも、その場の明るい雰囲気に触れて帰ります。 そして後日「どうでしたか?」と挨拶に来た地域おせっかい会議事務局メンバーに、岩田さんは切り出します。「自分も子

歌で心を豊かに。あなただけの『縁側コンサート』

普段皆さんは、どれくらい音楽を聴いていますか?好きなアーティストの歌。よく見るテレビ番組の中で流れる音楽。お気に入りのカフェのBGMなど・・・。意識していると普段の生活の中で、色々な音楽がご自身の周りにあふれていると思います。 今回取材をさせて頂いた表現者の汰生喜-Taiki-さんは、音楽とともに人生を歩んでこられました。その音楽で「元気のない方を、少しでも元気づけることが出来たら」という想いから始まった『縁側コンサート』。実際にご自身の想いとともに、縁側コンサートの様子な

郵便局のまちの保健室、コツコツ発展中!

2年前にもインタビューをさせていただいた、雲南市三刀屋町の三刀屋郵便局で行われた「まちの保健室」。地域おせっかい会議で発案した局長の板倉さんは、その後も続けて開催したいと思うものの、開催方法の模索が続き、活動の継続には至っていませんでした。しかし2021年9月から「まちの保健室」はほぼ毎月開催されています。活動の再開と継続にはどんなきっかけがあったのでしょうか?前回のインタビューからの変化とあわせて、お話を伺いました。 前回のレポートはこちら↓ ——まずはじめに、2021