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【新たな点を見つけに】 北米マーケットでのPop-Upストアの可能性(1) -OMOについて

こんにちは!CNS Inc.(Creative Network System、以下CNS)で北米・欧州を中心としたイベント制作を担当しているヒノクマです!CNSでは、この春より北米でのPop-Upストア制作のサービスを開始いたしました。

今回から記事を複数回に分けてPop-Upストアの可能性について書いていきたいと思います。

第1回は最近ECでの実施傾向が強い「OMO(Online Merges with Offline)」について、第2回は「北米でのPop-UpストアやImmersive Experienceでのブランド体験」について、第3回は「NFTアートとフィジカルスペースでのキャラクターコンテンツ認知拡大への期待」について書いていこうと思います。

CNSでは、北米・欧州を中心に海外でのイベント制作やPop-Upストア制作など、制作に関わる全てのプロデュースを行なっております。ご興味ある方は、ぜひご連絡ください!
https://www.cns-global.jp/

OMOとは。

以前は、O2O(Online to Offline)と一般的に呼ばれていたものの発展版がOMO(Online Merges with Offline)と私は認識しております。

O2Oは、Online(デジタル広告・ウェブサイト・ソーシャルメディアなど)で情報提供を行い、Offlineである実店舗に顧客層を誘導し購買につなげていくことです。

一方OMOは、「Merge=融合する」という言葉が入っていることでも分かるよう、オンラインとオフラインが区別されることなく、統合されており、シームレスにそのサービス・ブランド・商品体験が可能なことです。そして、その体験はデータベース上でつながっており、店舗で体験したことが帰宅してもスマホやPC上にて同じ情報を引き継げるものとなります。

大手の百貨店やショッピングモールでは、このOMOがかなり発展しており、情報の取得/説明、接客までオンラインでできたり、そのままその店舗のECサイトに飛びスムーズに購入まで進むことができます。

OMOですと、その店舗・ブランド・商品に関する様々な情報がデータベース化されるだけでなく、スマホを通した閲覧情報が顧客情報としてまとめられ、店舗でもオンラインでも同レベルの情報取得や体験をすることができるようです。


OMOの大きな特徴

OMOでは店舗・ブランド情報のデジタル化を通したシームレスな体験が特徴の一つですが、フィジカル面(Offline)での最大の特徴点は「その店舗のあり方」にあります。その店舗の特徴とは、

  1. 店舗によって、商品を売っていない完全な体験型

  2. そのブランドの世界観が作られている

の2点に尽きるのではないか、と私は感じています。

手元のスマホで手に入れる術があれば、いつでもその商品を検討段階から購入に繋げることができ、顧客は店舗で商品購入をする必要がありません。店舗側にとっては、デジタル施策(スマホ)を通して、その顧客と常に繋がっていられる環境が作れます。

その場で購入する必要がないからこそ、「五感」を通じて見込み客にそのブランドコンセプトを伝え、脳と体に印象付ける/覚えさせることがしやすい環境が生まれます。

デジタルでの施策が増えれば増えるほど、体感としてのブランド作りができるようにもなり、同時に必須事項となってきています。


今後のOMOと消費者の行動傾向について

デジタルでの購入が一般化されコロナでの行動制限が減ってきた今、「五感」を刺激しブランドを浸透させていくOMOはさらに一般化されたマーケティングフォーマットになっていくでしょう。

消費者の外出行動も増加傾向でもあり、同時に販売側や主催社側はリアルイベントの実施も増やしています。

外出行動が増えていく中で、「ブランドを体感させ浸透させていくのか」を空間作りだけでなくデジタル施策も含め包括的に考えていくことで、顧客に対してスマホの枠を超えたブランドコンセプトの共有ができるようになっていくと考えています。


⾃分たちの領域から⼀歩外に出て、海外展開!

CNSでは、このOfflineでの体感を海外のマーケットで展開するお手伝いをしています。購入は、Onlineでいくらでもできる時代。そのOnlineを管理する場所は世界のどの場所からでも問題ない時代。その中で、どうやってブランドを体感させ、Onlineにつなげていくかが今後重要になっていくでしょう。

Offlineで、Pop-Upストア形式にするのか、イベント形式にするのか、インスタレーションやエギジビジョン形式にして有料にするのか、デジタル満載の建て付けにしてNFTアートと繋げるのかなど、Offlineでも形式は様々です。

海外進出にご興味のある皆様と一緒に、海外(主に北米・欧州)でのOffline展開を考えていければと思っています。


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Written by Aiko Hinokuma
https://www.linkedin.com/in/aikohinokuma/
Producer
Communication Produce Group
CNS, Inc
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