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【新たな点を見つけに】北米マーケットでのPop-Upストアの可能性(3) -NFTアートと自社IPの認知拡大への期待

こんにちは!CNS Inc.(Creative Network System、以下CNS)で北米・欧州を中心としたイベント制作を担当しているヒノクマです!このシリーズの第3回目では、NFTアートとPop-Upストア(エギジビジョン)を通した自社IPの認知拡大施策ついてお話ししていきたいと思っています。

CNSでは、北米・欧州を中心に海外でのイベント制作やポップアップストア制作など、制作に関わる全てのプロデュースを行なっております。ご興味ある方は、ぜひご連絡ください!
https://www.cns-global.jp/

Pop-Upストアでのアートワークの見せ方

NFTアートに関しては私たちよりも詳しい方が多くいるかと思いますので、ここではキャラクターアートをいかにPop-Upストアなどを通して浸透させ、最終的にNFTのアートワークとして認知を高め販売に流していけるかという点について考えていきます。

「アートワークを見せる」ということは、必ずそのアートの展示自体がデジタル展示でないといけません。デジタルで見せるとなると、ストア内には様々な映像投影機器が必要になります。

  • LEDモニター

  • 液晶ディスプレイ

  • プロジェクター

での表示がベースとなります。LEDモニターの方が組み合わせに自由度があり、表現力は高まります。その一方、費用は上がっていくというコスト面でのデメリットがあります。

どの大きさのモニターを使用するか、
空間の中にどんなモニターを入れるかで表現は大きく変わります。


また、そのデジタルアートをどう見せていくかというのも重要となります。

  • 映像として見せる

  • ウェブプログラムと連携させる。

映像で見せる場合は、毎回完パケにする必要があるため、展示データが変わるたびに映像を作り替える必要があります。

ウェブプログラムで連携させる場合には、アートワークの新規データを自動で取り込めるようにしたり、データ管理の部分でその展示の目的に合わせ新たに開発をすれば良いため、柔軟性が生まれます。ただし、映像に比べ開発期間に時間が必要となります。

どちらを選ぶにせよ変形のLEDモニターを使用する場合、LEDモニターに合わせて映像をクロップするなどスイッチャーなどの映像機材が必要となってきます。

どこで、何をどう見せるかについては、音に関しても同じです。

全体の空間の中で音を出すのか、各エリアで音を変えるのかなど「五感」に訴えかけられる「物理的空間」であるからこそ、そのアートワークに対して、どうその音をつけるのか、どういった音をつけるのかで、その世界観の伝わり方も変わってきます。

本当でしたら「香り」もその空間の中に組み込むのがベストです。

デジタルアートですとデジタル表現が必須になりますが、物理的装飾物と合わせた展示構成することで、ソーシャルメディアでの写真映えのするような世界観を作りあげることができるとも考えています。

私個人としては物理的装飾物(巨大フィギアなど)もも組み合わせたやり方で空間を作りことで、より没入感のある空間が作れると思っています。



NFTアートとの連携方法

では、どのようにNFTアートと連携していくのか。

今回の私たちの考えとしては「海外マーケットにて自社IPから生まれたNFTアートの存在価値を高める」というのが前提です。海外でローンチをすることで、販売価格を最初から引き上げられると考えています。

海外でローンチすることで、より多くの方にそのアートワークを知っていただく機会にもなり、全体のブランド価値を上げることにつながるのではないでしょうか。

そのアートワークのローンチをこのポップアップストア(エギジビジョン)で行うことで、毎回NFTアートに精通している方以外にも幅広く知っていただける機会にもなると考えています。

メディアイベントでは「新情報を発表する」「作品を発表する」などは日々行われていることです。アートワークを定期的に発表し、その「発表会」をポップアップストアやエギジビジョンで定期的に行なっていくことで、常に新規性を意識した空間が出来上がるのではないでしょうか。


NFTアートと組み合わされた新しい空間作り

このNFTアートを使った空間づくりというのは新しく、世界のどこを見てもまだまだ実施しているところはありません。

キャラクターの認知拡大を目指すためには、新しい時代の新しい世代のユーザーに合わせた空間づくりというのが必要となってきます。

北米・欧州で実施するということは、空間づくりだけでなく各国のユーザー嗜好を知っている必要もあります。CNSでは北米の制作チームとともに環境づくりを行い、主催側の要望を理解しながら空間を作り上げていきます。


最後に

本シリーズでは全3回を通して、北米マーケットでのPop-Upストアの可能性についてお話ししてきました。コロナの完全終息にはまだ遠いですが、それでも北米マーケットでは日本よりもイベントの数も飛躍的に伸びています。

人口が伸び続け、人種の多様化が進んでいるアメリカ。マーケットは拡大し続けています。その中で、まだ世界で知られていない国内ブランドやキャラクターIPを持つ日本企業にとって、北米は大きな可能性を秘めた場所でもあります。

そのアクティブな環境の中でブランドを体感していただける物理的空間を作り、OnlineとOffline両方から北米マーケットを攻めることで、より一層のブランド拡大につながっていくと考えています。

CNSではその拡大のお役に立てるよう日々北米の制作チームやクリエイターと協力体制を強化しております。

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Written by Aiko Hinokuma
https://www.linkedin.com/in/aikohinokuma/
Producer
Communication Produce Group
CNS, Inc
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