あの日の僕から僕へ

自分のために残したい。
そんな気持ちがありました。

忘れちゃいけないことを
忘れないための。

そう思った時、
心で『わすれない』って思っても
人間という生物で生まれてきた以上
どうしても、忘れてしまうのです。

それには感情が深く関わっていて、
思いによって、上書きされたり、消去される。

今!って思った時の気持ち
恥ずかしくてもいいから
面倒でも良いから
その時の気持ちだけ優先しないで、
『ちゃんと、記して、残して欲しい』んです。

調子に乗っちゃう時もある。
好転している時なんかそう、
絶対この気持ち忘れないぞって、
自信をもって言えるのかもしれない。

けれど、
人間でいる限り、忘れちゃうから。
薄れたり、知らずに書き換えてしまったりするから。


僕らはそれほど万能な種族ではないのかも。
そこのところだけは、自信なさげなくらいでいい。

忘れたくないこと、大切なこと、
残していきましょう?


いく月日が経ち、いく年月が経ち、
見返すのも恥ずかしいとて、
力強い筆圧がいい、記していきましょう?


失敗も、挫折も、傷つけたことも、苛立ちも、
ありがとうも、ごめんねも、大好きも、

蛍の光のように儚いものだから、
触れてしまうと消えてしまうような
ままならないものだから。

未来の自分への恥ずかしい手紙。
受け取る自分はどんななのかな。

太陽の元で笑ってくれていることを願いながら
ダサい手紙を書き続ける。

そうしたら、
いつかきっと、
未来の自分が手を振って、
最高の笑顔を見せてくれるような気がして、
仕方がないんです。

#心 #言葉 #心が軽くなりますように
#心の護身術

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