こない便り

手紙を出しても
メールを送っても、

返ってこない。

もしかしてぼくは
『そういう扱いをされる』
『そういう扱いをしても良い』人間なのだろうか。

ふと気付いたように そう思うと
胸がキュウと縮こまるように軋む。
自分だけ、世界の外側に出されたようで、
悲しくなるかもしれない。

そんなときは思い出してみて。
『自分は自分を最優先で生きて良い』と。
自分が選んでいいと。
他人の人生ではなくて、
自分の人生を生きてもいいのだと。

そうなのです。
あなたが便りを送ったその人も、
自分自身を最優先に、今を生きている。
同じように息をして、眠って。

だからあなたも
『待て』をされていないのだから、
毎日郵便受けを見て、がっかりしなくていいのだよ。

誰かの行動が中心ではなくて、
あなたの心を、身体を中心にしてみると、
ふっと楽になって、
お互いが対等な。
フェアな感じがしてこない?

君も好きなことをして、
ぼくも好きなことをする。

ぐるぐる巡って鉢合わせた手に
返事の便りを握っているなら。

そうならば。

胸を痛めて待つ必要はないのかもしれないね。

#心 #言葉 #心が軽くなりますように
#心の護身術

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