クズっちゃだめ

やっぱり、
人間クズっちゃあだめですね。

疲れ果てて何もかも放り出したいとき、
一旦持ち物を肩から下ろしたっていい。
その方がいい。

心の黒い部分、誰もが持っている部分、
吐き出して認めてやることも大事だよね。
押し込めて笑って頑張ってきたんだもん。

しかしここで一旦ストップ。

時に開き直るもの必要だし、
押し込めてきたもの、ほどいてやるのも自分への思いやり。

ただ

ただ、そのままクズっちゃあだめだよね。

坂道を見下ろすことって、大事だと思う。
登ってきた階段に座って、積み重なった日々を眺めることも。
でもそれは、
前に進むための準備だから。
いるもの、いらないもの、もっていくもの
整理して歩いていくための旅の準備だ。

決して坂道を駆け下りることだけは
してほしくないなあって。思うわけです。

下り坂は楽チンだけど、引き返すのは簡単なんだけど、
そこはぐっと踏ん張りたいところだよね。


本当はわかっている君へ。
わかっていて、何度も駆け下りた君へ。

またもう一度駆け下りたい時、
クズっちゃいそうになった時、
僕のことを思い出してほしい。

破滅的で、どうしようもなくて、
坂道を駆け下りた。
砂城を倒し、港にたどり着いたとしても
海底へ深く潜ることしかできなかった、クズだった僕のことを。

そうして、笑ってほしい。
あんな風にクズっちゃあだめだよなあって。
思い出し笑いのように、
笑ってくれたなら。

僕も、あの頃の僕を バカだなあと笑える気がするんだ。

#心 #言葉 #心が軽くなりますように
#心の護身術

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