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シーツ一枚で繋がる笑顔:ささやかな気遣いがもたらす喜び(東京都練馬区)

私は老人ホームで用務員として働いており、入居者様のお部屋や共有スペースの掃除をしています。ある日、入居者様のお部屋を清掃している際、「シーツが新しくなるだけでも気持ちよく寝れるわ」と穏やかな口調でおっしゃったことがありました。

その時、ふと思ったのです。「掛け布団のシーツも新しくすれば、もっと気持ちよく休んでいただけるのでは?」と。そこでその日は掛け布団のシーツも新しく交換してみました。

「ありがとう」の笑顔が心に響いた瞬間

清掃後、入居者様はその変化に気づき、嬉しそうに笑顔を見せて「ありがとう、ありがとうね。今夜は一段とよく眠れそうだわ」と感謝の言葉をいただきました。笑顔とともにいただいたその「ありがとう」は、私の心に温かく響きました。

その瞬間から、私は「もっと入居者様に喜んでいただけることをしたい」と強く感じるようになりました。それ以来、会うたびにお互いに挨拶を交わすようになり、最近では挨拶だけでなく、最近の出来事を話す仲にまでなりました。小さな気遣いが、大きなつながりを生んでいると実感しています。


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