Akira Sorimachi

99' keyboardist / trackmaker 主にInstag…

Akira Sorimachi

99' keyboardist / trackmaker 主にInstagramで活動しています。https://www.instagram.com/cn60_q

マガジン

  • 古くて素敵なクラシックレコードたち

    クラシックレコードの醍醐味の一つであるジャケ買い。自宅にある300枚程度のレコードの中から、ジャケットが素敵なものを紹介します💿

最近の記事

  • 固定された記事

手に入れたレコードが可愛いので紹介する【第1回】

珍しくレコード店を3軒も回って色々と購入してきたので、ジャケットが可愛いものを紹介したいと思う。3枚ピックアップする。  1枚目はシューベルトのピアノ五重奏曲イ長調。第4楽章が歌曲「鱒」の旋律を使用した変奏曲のため、同じく「鱒」という副題がついている、シューベルトが22歳で作曲した美しい曲。  このレコードは荻窪のレコード店「月光社」で手に入れた。レコード店は新宿と池袋エリアに数多く存在するのでわざわざ遠出をして探すということはあまりしないのだけど、初めて荻窪まで足を運ん

    • Winter Wonderland(Piano Score)

      • 手に入れたレコードが可愛いので紹介する【第3回】

         クラシックレコードの醍醐味は沢山あるけれど、探していていちばん楽しいと感じるのは、知っている曲や知っている演奏者の録音であっても、どんなデザインのジャケットに出くわすかは全く予想が付かないところ。  ジャケットベースでレコードを紹介するこのコーナーも今回で3回目。前回に引き続き、デザインの素敵なクラシックレコードを3つほどピックアップして紹介しようと思う。   1枚目はモーツァルトの3台のピアノのための協奏曲。のちにピアノ2台編曲版もモーツァルトが作っていることから、そ

        • シューマンに学ぶドミナントとしてのdim7の使い方

          以前『クラシックレコード蒐集日記』と題してシューマンのピアノ協奏曲のレコードについての文章を書いたのですが、クラシックについての文章というと、どうしても書き手による印象批評の側面が強くて、曲自体の和声的分析やコードとして捉えた文章を見かけることは多くないですよね。 クラシックをクラシックの話だけで終わらせず、コード進行などと絡めて考えたことを記録したら面白いのではないか?と思って、今回はdim7の使い方について書いてみます。 例えば、Bdim7はGの代理として使われること

        • 固定された記事

        手に入れたレコードが可愛いので紹介する【第1回】

        マガジン

        • 古くて素敵なクラシックレコードたち
          3本

        記事

          これからレコードでジャズを聴く人ための私的名盤紹介

           自宅にあるレコードのうち7割はクラシックなのだけど、ジャズのレコードも少なからずあるということで、いくつかピックアップしてゆるりと紹介したいと思う。ここで挙げているレコード5枚は一般的なジャズの名盤というだけではなく、僕の持っているレコードの中で幅広く聴いて欲しいもの、かつ手に入れやすい価格帯のものに絞ったものなので偏ってはいると思うけど、これを読んでジャズレコードを手に取る人が少しでも増えることを願って紹介する。 ロード・ソング / ウェス・モンゴメリー 最初に紹介す

          これからレコードでジャズを聴く人ための私的名盤紹介

          手に入れたレコードが可愛いので紹介する【第2回】

           クラシックレコードの醍醐味は沢山あるけれど、探していていちばん楽しいと感じるのは、知っている曲や知っている演奏者の録音であっても、どんなデザインのジャケットに出くわすかは全く予想が付かないところ。  前回に引き続き、今回もデザインの素敵なクラシックレコードを3つほどピックアップして紹介しようと思う。ジャケットベースでの紹介なので録音にはあまり触れていなくて、あくまでもソフトではなくハードの(?)紹介だと思っていただければ。  1枚目はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。

          手に入れたレコードが可愛いので紹介する【第2回】

          たまにはシューマンについて書くよ。クラシックレコード蒐集日記

          このシューマンのピアノ協奏曲のレコード、先日300円で手に入れたので繰り返し聴き込んでいる。一応シューマンの方はB面で、A面はグリーグのピアノ協奏曲。クラウディオ・アラウの演奏による、オランダ版のレコードである。 レコードには国内版と海外版という大きく分けてふたつの枠組みがあり、一般的には海外版の方が重宝される。国内版は当時の販売数も多く現在でも広く流通している一方で、海外版はその希少性によってコレクターのためのアイテムとなっており、需要があるためと言われている。 クラシ

          たまにはシューマンについて書くよ。クラシックレコード蒐集日記