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選択肢が多すぎると売上は1/3になる

こんにちは、サブスクCMOピントリキオです

今日は、選択肢が多くなると売上が下がってしまう人の心理を解説していきます

商品はたくさんあった方がいいと思いがちですが、意外とそうではないんです

選択肢が多くなると売れなくなる?

我々の現代社会は、選択肢があふれる時代となっています。スーパーマーケットに行けば、無数の商品が陳列されており、どれを選ぶべきか迷ってしまうことが多々あります。

このような状況を解決するための1つの指針として、今回はという心理学の法則をご紹介します。

ジャムの法則とは、選択肢が多すぎると人間は決断を下すことが難しくなるという法則です。

これは2000年に行われたある実験から生まれた考え方で、カリフォルニア大学バークレー校の心理学者シーナ・アイエンガー博士が提唱しました。

この法則が発見された実験では、スーパーマーケットで2つの異なるジャム試食ブースを設置しました。1つのブースでは6種類のジャムを提供し、もう1つのブースでは24種類のジャムを提供しました。

実験の結果、6種類のジャムを提供したブースのほうが、顧客が試食した後にジャムを購入する確率が3倍も高くなることがわかりました。

これは、選択肢が多すぎると人間は迷って決断ができなくなるため、結果的に何も選ばなくなるという現象を示しています。

ジャムの法則はビジネスでも家庭でも応用できる

ジャムの法則は、マーケティングやビジネスにおいて非常に重要な示唆を与えます。選択肢を過剰に提供することで、消費者が購入や決断を先延ばしにしてしまうため、ビジネスにおいては選択肢を適切な数に絞ることが重要です。

また、ジャムの法則は日常生活においても役立ちます。例えば、仕事のプロジェクトで意思決定が難しい場面では、選択肢を絞り込むことで効率的な決断ができるようになります。

では、具体的にジャムの法則を適用する方法を見ていきましょう。

(1) 選択肢を絞り込む
選択肢が多すぎると、人々は圧倒されて決断ができなくなります。適切な数の選択肢に絞り込むことで、消費者が迷わずに決断を下すことができます。

(2) カテゴリー分け
選択肢が多い場合、カテゴリーごとに分けて提示することで、消費者が迷いやすくなる現象を緩和できます。 
例えば、レストランのメニューでは、前菜、メイン、デザートなどのカテゴリーに分けて提示することで、顧客が選びやすくなります。

(3) おすすめや人気商品を強調
商品やサービスにおいて、おすすめや人気商品を強調することで、消費者が選択肢に迷うことを減らすことができます。

例えば、ECサイトでは、「売れ筋商品」「おすすめ商品」などのセクションを設けることで、顧客が迷わずに購入を決断できるようになります。

まとめ

ジャムの法則は、選択肢が多すぎることが人間の決断を難しくするという重要な心理学の法則です。

ビジネスやマーケティングにおいて、選択肢を適切な数に絞ることが重要であり、日常生活においても適切な選択肢を提示することで効率的な意思決定ができます。

今回の記事では、ジャムの法則について、その概要、実験、影響、適用方法を紹介しました。

この法則を理解し活用することで、ビジネスや日常生活においてより良い決断ができるようになるでしょう。

選択肢が多すぎる時代だからこそ、ジャムの法則を身につけて、賢明な選択をしましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました
では、また!


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